【保存版】コスパ抜群カレーレシピ特集!節約食材でここまでおいしい!?

【保存版】コスパ抜群カレーレシピ特集!節約食材でここまでおいしい!?

食卓の定番メニュー、カレーの魅力は「おいしさ」や「手軽さ」だけではありません。工夫次第で、忙しい日や節約の頼れる味方にも、新たな味や見た目で日常をさらにワクワクさせる立役者にも大変身! この連載では、そんなカレーの魅力をテーマに、日々の食事作りに役立つ情報をお届けします。

第一弾のテーマは、物価高の今こそ注目したいカレーの「コスパ」。一度にたっぷり作れて安価な食材やあまりものも活用できるカレーは、家計を助けてくれる料理なんです。

今回は、もやしや鶏むね肉、豆腐や納豆といった節約の定番食材を使った、コスパ抜群のカレーレシピをご紹介。素材を活かす調理のコツも必見です!

おなじみの節約食材を絶品カレーに!

財布に優しい定番の節約食材を使ったカレーレシピをご紹介。食材の特徴を活かし、味も大満足なカレーに仕上げる調理のコツもお見逃しなく!

【もやし】安くてお手軽!食感も楽しいもやしカレー

しゃきしゃき野菜ときのこのカレー

安さが魅力のもやしは、火が通りやすいので短時間で調理でき、ボリュームも出せるお手軽食材。
カレーに使えば、もやしのやさしい甘みが溶け込んだ味わいと、しゃきしゃき食感を楽しめます。

【簡単おいしさUPのコツ】もやしはサッと火を通して食感を残す

もやしの命、しゃきしゃき食感を残すには、短い加熱時間で仕上げるのがポイント。カレーが出来上がる直前に加えて、サッと火を通すか、あらかじめもやしを炒めておき、仕上げにカレーにトッピングするのがおすすめです。

▼もやしを使ったカレーのレシピをチェック!

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【きのこ】豊かな風味と歯ごたえが魅力!きのこカレー

きのこのキーマカレー

低カロリーで食物繊維が豊富なきのこは、食べごたえがあり、価格も比較的安定しているのが魅力。
数種類を組み合わせてカレーに使えば、豊かな香りと旨みが加わり、ぐっと奥深い味わいに仕上がります。

【簡単おいしさUPのコツ】きのこはあえて“手”で裂いて風味UP!

きのこは洗わずに使うことで、旨みや香りを逃さないように。また、包丁を使わず手で裂くことで、断面に凹凸ができ、きのこの旨みが出やすく、味も染み込みやすくなります。大きさもバラバラになるので、一口ごとに違う食感が楽しめます。

※土などの汚れが付いている場合は、キッチンペーパーで拭き取ってください。

▼きのこを使ったカレーのレシピをチェック!

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【豚こま肉】組み合わせ自在!王道ポークカレー

炒め玉ねぎのこくまろカレー

家計に優しい豚こま肉は、どんな具材とも相性がいい万能選手。
豚こま肉にはさまざまな部位が含まれていて、旨みと適度な脂肪があるため、カレーに加えれば全体をまろやかでコク深い味に仕上げてくれます。包丁を使わず手軽に使えるのもうれしいポイントです。

【簡単おいしさUPのコツ】豚こま肉は「丸めて焼く」だけでボリュームUP!

小麦粉をまぶしてから、数枚をぎゅっと丸めて焼き色をつければ、ゴロっとしたボリューム感と食べごたえに。表面は香ばしく、中は肉汁でジューシーに仕上がり、ぐっと満足感のある一皿に変身します。

▼豚こま肉を使ったカレーのレシピをチェック!

▼こちらもおすすめ|豚こまを丸めて簡単!ミートボール風カレー

【鶏むね肉】あっさりだけどジューシー!チキンカレー

やわらかチキンカレー

お手ごろ価格で、低脂質・高たんぱくの鶏むね肉。カレーに使えば、あっさりしつつも満足感のある味わいに。
鶏むね肉にルウがよく染み込み、シンプルながらもやわらかでジューシーな食感を楽しめます。

【簡単おいしさUPのコツ】鶏むね肉はヨーグルトに漬けてやわらかジューシーに

鶏むね肉は、加熱前にヨーグルトにもみ込んで漬けておくのがおすすめ。肉の表面をヨーグルトが覆うことで肉汁の流出を防ぎ、肉が縮みにくくなります。
加糖タイプのヨーグルトを使えば、甘味料に含まれる糖分も肉の水分を保ってくれます。無糖タイプを使う場合は、砂糖やジャムをいっしょに加えるとよいでしょう。

▼鶏むね肉を使ったカレーのレシピをチェック!

▼こちらもおすすめ|酒蒸しでしっとり! 鶏むね肉ときのこのカレー

【魚の缶詰】手軽に深みのある味わいを!さば缶カレー

さば缶とれんこんのキーマカレー

さば缶やツナ缶などの魚の缶詰は、安定した価格や高い保存性、そのまま使える手軽さが魅力。
カレーに使えば、魚の旨みが凝縮された、深みのある味に仕上がります。また、オイル漬けはコク深く、水煮はあっさり仕上がるなど、缶詰の種類によっても異なる味わいを楽しめます。

【簡単おいしさUPのコツ】さばの臭みは「ちょいたし食材」と煮込んで解決!

さばの臭みを抑え、カレーを風味よく仕上げたい時は、下記の食材をいっしょに煮込むのがおすすめ。

・しょうが・にんにく:辛み成分が臭みを包み込んで感じにくくします。チューブでもOKです。

・みそ:香りや旨みが臭みを抑え、コクのある風味豊かな味わいに。みそ煮缶を使ってもよいですが、みその塩分が増える分、水を加えるなどして味の調整を。

・トマト、レモンなどの柑橘類や酢:酸味のある食材と煮込むことでアルカリ性の臭み成分が中和され、臭みを抑えられます。

▼さば缶を使ったカレーのレシピをチェック!

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意外なお助け食材がカレーに大変身!?

お財布にも優しく、ボリュームもあって日々の食卓で重宝する豆腐や厚揚げ、油揚げに納豆。「カレーの材料として使うイメージがない」という方も多いかもしれませんが、実はどれも、カレーと相性のいい食材ばかり。この機会に、カレーの新たなおいしさを発見してみませんか?

【豆腐】まるでお肉のような食べごたえ!豆腐カレー

豆腐で食べるチキンカレー

くせのない豆腐は、合わせるルウの種類を問わない便利な食材。
豆腐の種類と調理方法の組み合わせ次第で、お肉のような食べごたえが出たり、ふわっと口当たりよく仕上がったりと、バリエーション豊かなカレーが楽しめます。

【簡単おいしさUPのコツ】しっかり水切り&焼き目をつけて「まるでお肉」な食べごたえに

豆腐をカレーの具材として使う際は、しっかり水切りをし、全面を焼き付けるのがコツ。こうすることで、香ばしい焼き目がつき、お肉のように食べごたえのある仕上がりになります。

焼いた豆腐は、煮くずれを防ぐためにいったん取り出し、完成直前に加えてひと煮立ちさせましょう。

豆腐は、比較的水分が少ない木綿豆腐を使うのがおすすめ。絹豆腐を使う場合は、炒める時間を30秒〜1分程度長くし、水分をしっかり飛ばすと◎。

▼豆腐を使ったカレーのレシピをチェック!

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【油揚げ・厚揚げ】旨みがじゅわっと広がる油揚げカレー

小松菜と油揚げのカレー

油揚げや厚揚げは、味が染み込みやすく、ジューシーな食感が魅力の食材。素材の甘みと旨みで、お肉を使わずともカレーにコクと旨みがプラスされ、手軽にボリュームアップできます。
油揚げ・厚揚げの旨みを活かすため、具材にはあっさりした葉物やきのこを合わせるのがおすすめです。

【簡単おいしさUPのコツ】油揚げ・厚揚げ、油抜きはするべき?

油揚げ・厚揚げはあえて油抜きをしないで使うことで、素材のコクと旨みが加わり、深みのある味わいのカレーに。油が気になる方やあっさり仕上げたい方は、油抜きをして調整してもよいでしょう。

▼油揚げを使ったカレーのレシピをチェック!

▼こちらもおすすめ|ボリューム満点!厚揚げカレー

【納豆】意外にも好相性!とろ〜りマイルド納豆カレー

納豆と大根のキーマカレー

「カレーに納豆?」と驚く方もいるかもしれませんが、納豆のまろやかさがカレーの辛みをやわらげ、やみつきになる味わいに仕上がります。
混ぜてカレーに加えるだけの手軽さも魅力の1つ。きゅうりや玉ねぎなど歯ごたえのある野菜を加えたり、生卵をトッピングしたりすれば、食感にメリハリがプラスされ、飽きのこない味わいに仕上がります。

【簡単おいしさUPのコツ】納豆カレーにおすすめの納豆の種類・ルウ・具材は?

納豆の種類は、食感を楽しみたいなら大粒納豆、健康志向の方はビタミンKなどの栄養価が高いひきわり納豆を選ぶとよいでしょう。付属のタレやからしで下味をつけるとカレーの味が引き締まります。

ルウは、「こくまろカレー」のようにコクがあり、ほどよい辛さのものや、スパイスの効いたものがおすすめ。

具材は、和の食材である納豆に合わせて、大根や小松菜など和食で使われる食材や、甘みのある豚肉などと組み合わせるとおいしく仕上がります。

▼納豆を使ったカレーのレシピをチェック!

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定番の節約食材も意外なあの食材も、ちょっとした工夫次第で驚くほどおいしくなるのがカレーの魅力。物価高が気になる時だからこそ、ご紹介したレシピを参考に、コスパも味も満足の一皿を楽しんでみてください!

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ハウス食品_和田玲子さん

和田 玲子(わだ れいこ)

食品事業本部 事業戦略企画部 統合プロモーション企画課
管理栄養士・スパイスマスター[ハウス食品(株)認定] として、ハウス食品の商品を通じて、より多くの方にたくさんの食と笑顔をお届けするためのレシピ開発を行う。2025年発売の「レッドカレー・ホワイトカレー・ブラックカレー」のアレンジレシピも開発。

※掲載情報は、2025年7月時点のものです。

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