【納豆カレーレシピ】マイルドなおいしさ!おすすめのルウ・納豆・具材も

手軽に作れてマイルドな味わいがくせになる「納豆カレー」をご紹介。意外な組み合わせにも見える納豆×カレーのおいしさの理由も解説します。納豆の加え方やおすすめの具材など、おいしく作るポイントも必見です!
目次
納豆カレーがおいしい理由は「納豆のうまみと粘りがカレーをマイルドにするから」

カレーに納豆をトッピングしたり、混ぜ入れたりして楽しむ「納豆カレー」。納豆のうまみとコクがカレーをマイルドにし、また、納豆の粘り気がカレーの辛みをやわらげることで、食べやすさがアップします。さらに、納豆の独特な風味がカレーと絶妙にからみ合い、粘り気のある食感がアクセントに! いつものカレーとはひと味違うおいしさを引き出します。
【納豆カレーの基本レシピ】とろ〜り卵と野菜のシャキッと食感でメリハリUP!
カレーに納豆と生野菜、卵黄をトッピングした、納豆カレーの基本レシピをご紹介。納豆がカレーをマイルドにしつつ、生野菜を加えることで、シャキシャキした食感と辛みがプラスされ、メリハリのある飽きのこないおいしさになります。仕上げに卵黄をのせれば、とろっとした食感が納豆とカレーをまろやかにまとめてくれます。納豆や生野菜、卵黄をトッピングするだけで手軽に楽しめるレシピです。

【材料】4皿分
・ ハウス こくまろカレー<中辛>140g…1/2箱(70g)
・ 豚肉(こま切れ)…150g
・ 玉ねぎ…中1/2個
・ 長ねぎ…50g
・ えのきたけ…1/2パック
・ サラダ油…大さじ1
・ 水…600ml
・ 卵黄…4個分
ーー<納豆トッピング>ーー
・ 玉ねぎ…中1/4個
・ きゅうり…1/2本
・ 納豆(たれつき)…1パック
・ 白だし(3倍濃縮)…大さじ1/2
※めんつゆ(3倍濃縮)小さじ1で代用してもOK。
・ ハウス 辣油…小さじ1
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【作り方】
玉ねぎ(中1/2個)は薄切りにし、長ねぎは斜め薄切りにする。えのきたけは2等分に切り、小房に分ける。
厚手の鍋にサラダ油を中火で熱し、豚肉、1の玉ねぎ、長ねぎ、えのきたけを入れて炒める。玉ねぎがしんなりしてきたら水を加え、沸騰したらあくを取り、弱火〜中火で約10分煮込む。
いったん火を止め、ルウを割り入れて溶かし、再び弱火で時々かき混ぜながらとろみがつくまで約5分煮込む。
次に<納豆トッピング>の材料を使いトッピングを作る。玉ねぎ(中1/4個)は横半分に切ってから薄切りにし、きゅうりは5mm角に切る。
ボウルに納豆、付属のたれ、4の玉ねぎときゅうり、白だし、辣油を入れて混ぜ合わせる。
※納豆の粘りが出てくる程度に混ぜればOK。
皿にごはんを盛り、3のカレーをかける。その上に5をのせ、中央を少しくぼませて卵黄をのせる。
調理ポイント!納豆カレーをおいしく作る4つのコツ
納豆の加え方や具材選びのコツなどをおさえて、納豆のおいしさを最大限に生かした納豆カレーを楽しみましょう!
1. 納豆の風味や粘りを楽しむなら仕上げにトッピング!

納豆は、最後の仕上げにトッピングすることで風味や粘りをよりしっかりと味わうことができます。この時、空気を含ませるように納豆をよく混ぜるとまろやかさがアップ! また、付属のたれやからしを使うと、納豆に下味がつき、味を引き締めることができます。
カレーに加える際は、納豆を炒めるなどして火を通すと粘りが抑えられ、カレーとなじみやすくなります。納豆は加熱しすぎると食感が失われるので、さっと炒める程度にとどめましょう。
2. 納豆カレーにぴったりなのは辛さ控えめの甘みのあるルウ!
納豆カレーには、「こくまろカレー」のようなコクがあり程よい辛さのあるカレーがよく合います。また、納豆はスパイスとも好相性なので、スパイスのきいたルウもおすすめです。一方、欧風カレーのようなずっしり濃厚な味わいのルウは、納豆の風味が分かりにくくなるため、相性は△。
3. 食感重視?栄養重視?納豆の種類は好みで選んで◎
納豆には、大粒やひきわりなど、さまざまな種類があります。食感を楽しみたいなら、大粒納豆がおすすめです。一方、ひきわり納豆はビタミンKなどの栄養価が高く、健康志向の方にぴったり。ぜひ自分に合った納豆をチョイスしましょう!
4. 納豆カレーに合う具材はやっぱり和の食材!
カレーの具材は、和の食材である納豆に合わせて、大根や長ねぎ、小松菜など和食でよく使われる食材を選ぶとよいでしょう。肉は甘みのある豚肉が納豆にマッチ。どちらもうまみが強い食材なので、おいしさの相乗効果も期待できます。トッピングするなら生卵を。生卵の濃厚な舌触りが納豆とからむことで、カレー全体がまろやかに仕上がります。
【アレンジ】しょうがとかつお節で和風に!納豆と大根のキーマカレー

しょうがとかつお節がきいた和風キーマカレー。納豆とかつお節の相乗効果で、うまみを倍増させます。大根は余ってしまいがちな葉の部分も使用することで、ピリッとした辛みがアクセントに。納豆は付属のたれ、からしを混ぜてから加えると味がととのい、よりおいしくなります。
納豆とカレーは一見変わった組み合わせですが、調理の工夫次第でお互いの味が引き立ち、まろやかな一体感を楽しめます。トッピングとして添えても、カレーに混ぜてもOK。自分好みの納豆カレーをぜひお試しください!
監修者プロフィール

和田 玲子(わだ れいこ)
食品事業本部 事業戦略企画部 統合プロモーション企画課
管理栄養士・スパイスマスター[ハウス食品(株)認定] として、ハウス食品の商品を通じて、より多くの方にたくさんの食と笑顔をお届けするためのレシピ開発を行う。2023年発売した「X-BLEND CURRY(クロス ブレンドカレー)」のアレンジレシピも開発。メディアでも話題に。
※掲載情報は、2024年11月時点のものです。