【カレーの具材】意外なおすすめをプロが紹介! さば缶、キャベツ、納豆も!?
カレーは家庭の定番メニューですが、それゆえにマンネリになりがち。一方で、冷蔵庫にあまりがちな食材がカレーに使えたら一石二鳥ですよね! 今回は、マンネリやあまりものを解消できる「ちょっと意外だけどカレーにおすすめ!」という食材を、ハウス食品のカレーレシピ担当者がレシピと併せてご紹介します。ぜひ、いつもとは一味違ったカレーを楽しんでみてください。
【カレーに合う具材①】冷蔵庫にあまりがちな野菜
・キャベツ ・きゅうり ・ほうれん草 ・大根・白菜
冷蔵庫にあまりがちな野菜には「カレーに使えたらいいけど、合わないかも」という懸念の声も。でも、白菜やキャベツなどの葉物野菜や、きゅうり、大根だってカレーとの相性は抜群です! 火が通るとしんなりして食べやすく、どんな具材と合わせても全体のバランスを崩しません。
【①キャベツ】甘みとコクが増したカレーに
使い切れない野菜の代表格であるキャベツ。少し萎れてしまってもカレーならおいしく、しかも一度にたっぷりいただくことができます。
調理のポイント
フライパンで蒸し煮にすると、葉がバラバラになりづらいのでおすすめです。他の具材を炒めてから、水を加えるタイミングでそっと鍋に入れましょう。一度取り出してからルウを溶かし、最後に再び合わせることできれいに盛りつけることができます。
▼キャベツを使ったカレーのおすすめレシピはこちら
【②きゅうり】とろっと食感にはまる! キーマカレーにおすすめ
夏野菜の定番きゅうりも、実はカレーにピッタリな食材。熱が入ると表面がとろっとして、食感がクセになります。他の具材同様に角切りにして、キーマカレーに入れるのもおすすめ。
調理のポイント
1cm角程度に切り、他の具材と一緒に炒めてから煮込んでください。含まれる水分量が多いため、水を入れるときには最初はやや少なめにし、様子を見て加減してください。
▼きゅうりを使ったカレーのおすすめレシピはこちら
【③ほうれん草】カレーに栄養と彩りをプラス
ビタミンやミネラルなどが豊富なほうれん草。鍋に入れるタイミングさえ間違えなければ、色や食感も悪くなりにくく、栄養満点のカレーができあがります。
調理のポイント
ほうれん草は下ゆでしてしっかり水気を切り、すべての具材を煮込んでから最後に加えるのがポイント。加えてからはひと煮立ちさせるだけでOKです。
▼ほうれん草を使ったカレーのおすすめレシピはこちら
【④大根・白菜】カレーの味がよくしみ込んでおいしい
冬の鍋料理の定番具材、大根と白菜。カレーに入れても味がよくしみ込み、いい働きをしてくれます。
調理のポイント
大根は1cm程度の厚みのいちょう切りにしてから塩を揉み込んでしばらくおき、水分が出てきたらしっかりしぼりましょう。また、具材を炒めた鍋に水を入れるタイミングで一緒に砂糖を入れることで、大根の臭みが抑えられ味がしみ込みやすくなります。白菜は包丁を斜めに入れてざく切りにすることで、表面積が増えて味がよくしみ込みます。
▼大根と白菜を使ったカレーのおすすめレシピはこちら
【カレーに合う具材②】納豆、豆腐などの大豆製品
・納豆 ・豆腐 ・厚揚げ
納豆や豆腐などあまらせがちな大豆製品ですが、大豆は「畑の肉」と呼ばれるほどたんぱく質が豊富。お肉の代わりに使ったり、手軽にボリュームを増やしたりすることができます。いつもよりヘルシーなカレーを楽しめます。
【①納豆】入れるだけ! カレーのうまみが増す
納豆はうまみが強いので、カレーの味わいに負けること無くお互いを引き立て合います。意外すぎる食材に「本当にカレーに合うの?」と思う方もいるかもしれませんが、実は納豆はカレー専門店でも人気のトッピングの一つです。
調理のポイント
他の具材に火を通したあとでそのまま加えてください。付属のタレや辛子を加えて混ぜてから入れてもよいでしょう。納豆のネバネバを減らしたい方は、水で洗ってから加えてもOK。
▼納豆を使ったカレーのおすすめレシピはこちら
【②豆腐】たんぱくな味わいもカレーでおいしく
アレンジ自在で、栄養面でも満腹感の面でもお肉代わりに使われることの多い豆腐。もちろんカレーでも同様の使い方ができます。
調理のポイント
しっかりと水切りをすることがカレーをおいしく仕上げるポイント。木綿豆腐は、炒める際に表面を焼き付けると煮崩れしにくくなります。絹ごし豆腐はより柔らかいので、しっかりと水切りするか、豆腐が温まるまでゆでで水切りしたものを最後に入れて、ひと煮立ちさせる程度でOK。薄力粉を振った薄切りの豚肉で巻くなどしてもよいでしょう。
▼豆腐を使ったカレーのおすすめレシピはこちら
【③厚揚げ】お肉に代わる栄養とボリューム
豆腐よりもさらに食べごたえのある厚揚げは、ヘルシーながらもボリュームのあるカレーを食べたいときにピッタリ!
調理のポイント
しっかりと味がしみ込むよう、厚揚げは縦半分に切ってから1cm程度の厚みに。両面が色づくまで炒めてからカレーに入れるとよりおいしくなります。
▼厚揚げを使ったカレーのおすすめレシピはこちら
【カレーに合う具材③】簡単に脱マンネリ! 缶詰
とにかく手軽に、でもいつもと違うカレーを作りたい! そんな時は缶詰の利用がおすすめ。下処理不要で火も通っているので、簡単に脱マンネリカレーができあがります。短時間で作りたいときには、缶詰以外の具材も加熱時間が少なく済むものを選びましょう。
【ツナ缶・さば缶】たんぱく質たっぷりだからお肉の代わりに
ツナ缶やさば缶といった魚の缶詰はたんぱく質が豊富なので、大豆製品と同様にお肉の代わりに使えます。
調理のポイント
魚の缶詰は、水煮であれば汁ごと使い、油漬けは油をしっかり切りましょう(ただし、具材を炒める時にこの油をつかってもよいでしょう)。汁にもうまみがたっぷりなので、そのほかの調味料をあれこれ加えなくても簡単に味が決まります。
▼ツナ缶・さば缶を使ったカレーのおすすめレシピはこちら
※掲載情報は、2023年11月時点のものです