まろやかでクリーミーな味わいに、さまざまな具材のおいしさを楽しめるクリームシチュー。まずは基本の作り方をマスターすることで、色々なシチューレシピに応用することができます。また、シチューの正しい保存方法や、クリームシチューのほかにビーフシチューなどのおすすめレシピ特集も必見です!
シチューを作るなら、まずはルウを使ったレシピから! じゃがいも、玉ねぎ、にんじんと鶏肉など定番の具材で作る基本のクリームシチューの作り方をご紹介します。一つひとつの工程を丁寧に行うことで、シンプルながらもしっかりとシチューのコクと具材のうまみを味わえる一皿に仕上がります。
乳製品や野菜類を使用するため、意外といたみやすいシチュー。たくさん作ってあまってしまった時は、正しい保存方法を知って、最後までおいしく食べ切りましょう!
冷蔵保存
調理した翌日までに食べ切る場合は冷蔵保存が可能。あら熱を十分に取ってから、清潔な密閉容器に入れましょう。この時、容器の底が深いと中心部に熱が残ることがあるので、浅い容器に1食分ずつ小分けにするのがおすすめ。食べる分だけ温め直し、再冷蔵は避けてください。
冷凍保存
冷凍なら1ヵ月程度は安全性に問題なく食べることが可能。冷凍用保存容器や保存袋に1食分ずつ小分けにし、空気を抜いて密閉してから冷凍してください。この時、じゃがいもなどでんぷんを多く含む具材は、解凍すると食感が低下するので、事前に取り除くか、小さくつぶすようにしましょう。
※常温保存や鍋のままの保存は、冬場など気温の低い時期でも食中毒の危険性があるため、必ず避けてください。
基本の作り方をマスターしたら、次に挑戦したいのがシチューのバリエーションレシピ。ひとくちに「シチュー」といっても、ルウや具材の組み合わせによって楽しみ方はいろいろです。定番レシピや、ひと味違ったレシピをご紹介します!
白菜やきのこなどうまみの強い食材を使ったクリームシチュー。白菜のとろけるような食感と甘み、牛乳のコクがマッチし、食べやすく満足感もある一皿です。白菜から水分が出るので、水分量は少なめにするのがおいしく作るポイントです。
肉や野菜のうまみがたっぷりと凝縮された濃厚な味わいがたまらないビーフシチュー。ごろっとした牛肉の存在感が食欲をそそります。牛肉は肩ロースやすね、ばら肉などお好みのものでOK。すね、ばら肉を使う場合は、じっくりと煮込むことで、肉が柔らかく仕上がります。
クリーミーなシチューは、ホタテなどのシーフードとも相性抜群! バターでさっと焼いたホタテのうまみがシチューに溶け込んで、スプーンが進むおいしさ。ホタテは長時間煮込むとかたくなりやすいため、最後にさっと加えるようにしましょう。
シチューと相性のよいコーンをたっぷり使ったクリームシチューのレシピです。おすすめのルウは「シチューミクス スイートコーン」。ルウにコーンパウダーが含まれているので、まろやかで優しい甘さを堪能することができます。コーンは缶詰や冷凍のものでもOK。コーンのシャキッとした食感も楽しい一品です。
カルボナーラがシチューに? 卵黄とチーズの濃厚なコクでカルボナーラの風味を再現した「カルボシチュー」。ごはんに合うように開発されたルウの味わいと食感が特徴です。ベーコンや玉ねぎ、ぶなしめじなど家にある食材と合わせて簡単に作れるのもうれしいポイント。とろみが強い場合や味が濃いと感じる場合は、少しずつ水分を加えて調整してください。
日本で近年話題になった、ジョージアの伝統的な郷土料理「シュクメルリ」を、シチューのルウで再現! 鶏肉やさつまいもなどの具材を、にんにくのきいたクリーミーなソースで煮込みます。ルウは溶けやすい顆粒タイプの「シチューミクス」を使うことで、ダマになりにくくなめらかな食感に。お好みでしょう油を加えると、よりごはんに合う仕上がりになりますよ。
おいしいシチューを作るためには、まずは基本の作り方をマスターするところから! 一つひとつの工程をおさえて、ほかのバリエーションレシピにも応用してみてくださいね。
「シチューのじかん」編集部
このサイトでは、おいしいシチューの作り方はもちろん、その種類や発祥の歴史、意外と知らない豆知識などをたくさん紹介しています。
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