北海道シチュー

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“北海道”にこだわった上質な味わいのシチュー

2018年「北海道はあったかい」

今までのストーリー

松坂さん演じる青年(菊池聡=28才)は北海道生まれ。実家は昔から牧場を営んでいる。 大自然に囲まれて高校まで北海道で暮らしたが、大学進学を機に東京へ。 大学卒業後は東京のメーカーでの会社勤め。 父親が亡くなったのちは、兄・信一(37)が実家の牧場を継いでいた。 一昨年の晩秋、父の三回忌に合わせ久しぶりに実家を訪れた聡は、生まれ育った北海道の良さを見直す。 そして東京の会社を辞め、兄の牧場を手伝うという決意をした。 兄や親族、友達らが自分を受け入れてくれるのか、不安に思いながらの帰郷は杞憂に終わる。 人も大地も、そして自分の心の奥も、かつてと何も変わってはいないことに気づいた聡は、生まれ育った北海道の牧場で、充実した日々を送っていた。

2017年のストーリーはこちら

「秋」

ある秋の夕暮れ―――。 牧場の仕事を終えて、家に帰ろうとした聡は、学校帰りのセーラー服姿のひなを見つける。ひなは牧場の柵に寄り掛かって遠くを見つめている。 その理由を聡はなんとなく知っていた。  さあ、帰ろう。 ひなも中学3年生。そう、自分が北海道に帰ってきて3年目になるのだから、あの時中一だったひなも来年からは高校生だ。聡よりもたくましくて、家のこと、牛のこと、牧場のこと。いろいろな「好き」がひなの周りにあったし、今もある。そんなひなだが、成長するにつれ、いろいろなことを考え始めている様子だった。 当たり前だが、聡にもひなの年の頃だった時はある。悩みもあった。誰かに相談するのも恥ずかしかったり面倒だったり……だから、ひなに何か相談されたら応えてあげようと遠目に優しく見守ってきた聡だった。 ひなの悩みは、ひなの母親からなんとなく聞いていた。 ひなの部屋の掃除をしていたら、ひなが秘密にしていた進学ガイドや一人暮らしの本などが出てきた。札幌の高校へ、そしてやがては東京の大学へ…そんな気持ちがひなの中にわき起こっていることを両親と聡は知った。 しかしひなの両親も聡も、ひなが言い出すまでは何も言うまいと示し合わせてもいた。 そんなある日の、ひなの表情。 美しい晩秋の夕陽がその少しだけ大人っぽくなった少女の横顔を照らしていた。 聡が東京から北海道に帰ってきた時に、一番厳しく、でも一番気にしてくれたのもひなだった。 今度は聡がひなの力に、少しでもなってあげられれば。でも何かを言う前にひなの決意は固まっているように見えた。 ひなが見つめている北海道の大地が僕らに勇気をくれる。自分もそうだったし、ひなもきっと―――。 「もう決めたんだろ?」 いきなり核心にせまってみた。しばらくぼんやりと聡を見ていたひなだったが、聡の気持ちのすべてを悟ったように優しく微笑んで、遠くを見た。聡は、それ以上何も言えなくなった。でも何か分かり合えた感触はあった。 「あ~、腹減った。帰ってあったかいもん食べようぜ」家に帰るとあたたかいシチューが待っている。 北海道の大地が育んだ食材は、ひなや聡やみんなの心も体もあたたかく包んでくれることだろう。 さあ、帰ろう。

<北海道は、あったかい・秋>篇

<北海道は、あったかい・秋>WEBムービー

登場人物紹介

ハウスシチュー 関連サイト

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2017年「北海道が大好きだ」ストーリー

「秋」 5年ぶりに北海道に戻ってしばらく、聡の一番の不安は周りの自分に対する「目」だった。なぜ戻ってきたのか?戻って何をするのか? その答えは自分なりに用意してきたつもりだった。 しかし拍子抜けするぐらいにあっさりと兄や親族や友達は受け入れてくれた。何も聞かずに。変わったと思っていたのは自分だけで、北海道の人たちも大地も何も変わっちゃいなかった。変わったと思っていた自分の心の奥のところも何も変わっていないことを思い知らされた。嬉しかった。 じゃがいも農家の河村さんも、子供の時と変わらず人使いが荒い。腰が痛いとか腕がつりそうだとかいくらぼやいてもまったく聞いてもくれない。「都会で体がなまったか」とすら言ってくれない。 そう、ここはそんな言い訳なんてなんの足しにもならない。「黙って働け。働かざるもの食うべからず」だ。 そんな聡のことを興味深げに見ている存在があった。姪のひなだ。 帰ってくる前の秋、「たくましくなったなぁ」と感慨も深かったひなに今は褒められて嬉しい自分がいる。一生懸命働いて食べるシチューのなんと美味しいことか。 改めて大地と人の暖かみが作り出す美味さを噛みしめる聡だった。
「冬」 「センパイ、ちょっと相談があるんですが…」。ある日、聡の元に中学の後輩である航太から電話があった。 航太は中学卒業後、若くして漁師になって、いつもいいホタテが獲れると連絡をくれる。 ホタテだけじゃなく、いろんな魚や貝をくれるのだが、その目的が実は中学の時後輩だった、ひなに会う口実であることもうすうす、いやはっきりと分かってはいたのだが、聡は気づかないふりをしていた。  「飯、一緒に食いたいんすけど…」「おう、じゃあ週末に行くわ」「いやぁ、センパイとじゃなくて...」 ついに来たか。純情漁師。 じゃあ今日はかわいいい後輩の航太のために一肌脱いでやるか。ひなも義姉のお手伝いをして美味しいシチューを作れるように成長してきたことだし。 鮭のような赤い顔をした航太が、ひなの横でさらに緊張して、暖かいシチューとストーブの熱で筋子のように真っ赤になるのが今から楽しみな、ちょっと意地悪な聡だった。

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