【豆カレーの基本レシピ】栄養豊富で簡単!豆の種類別おすすめレシピ4選

栄養価の高い食材の一つ、「豆」を使ったカレーのレシピを紹介します。あっさりとした味わいやほくほく食感が楽しめる豆にぴったりなカレールウや具材とは? 家で手軽に作れる豆カレーをぜひ試してみてください。
目次
- さっぱり派におすすめ!バリエーション豊かな「豆カレー」とは
- 豆を使うメリットは、栄養豊富なカレーが手軽に作れること
- 【メリット①】栄養価が高く、健康的な食事をサポート!
- 【メリット②】缶詰タイプで手軽に料理に使える!
- 基本レシピ|ひよこ豆で作る彩り豊かなキーマカレー
- お好みの豆で作る!豆の種類別バリエーションレシピ4選
- 1.【ひよこ豆】ほくほく食感ととろ〜り温玉がマッチ!ひよこ豆のチキンカレー
- 2.【枝豆】鮮やかな緑がカレーに映える!彩り豊かな枝豆キーマカレー
- 3.【黒豆】あまったおせちの材料で作る!黒豆を使ったキーマカレー
- 4.【ミックスビーンズ】手軽で簡単!ツナとほうれん草の具だくさん豆カレー
さっぱり派におすすめ!バリエーション豊かな「豆カレー」とは
さっぱり味わいたい人におすすめの豆カレー。そんな豆カレーの特徴や魅力について解説します。

豆は安価で手に入りやすく、スパイスとの相性がよい食材として、インドカレーなどにもよく使われています。豆自体は比較的たんぱくな味わいのものが多いため、肉やシーフードを使ったカレーと比べ、豆カレーはさっぱりと自然でやさしい甘みになる点が特徴です。また、さまざまな種類があるため、豆によって異なる味わいや食感のカレーを楽しむことができます。ひよこ豆、枝豆、黒豆など、好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
豆を使うメリットは、栄養豊富なカレーが手軽に作れること
豆は、種類にもよりますが、カレーの栄養面も意識したい人、手軽で簡単なカレーを作りたい人にぴったりの食材。ここでは、豆をカレーに使うメリットを2つご紹介します。
【メリット①】栄養価が高く、健康的な食事をサポート!
豆は、たんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラルなどを豊富に含む栄養価の高い食材です。おいしく、そして健康的な食生活をサポートしてくれます。
【メリット②】缶詰タイプで手軽に料理に使える!
カレーによく使われるひよこ豆やミックスビーンズは、一般的に缶詰タイプの水煮で販売されていることが多いです。缶詰の豆は下ゆで済みなので、すぐに使えて手軽◎。時間のない時でも、水を切って加えるだけで簡単に豆カレーを作ることができます。
基本レシピ|ひよこ豆で作る彩り豊かなキーマカレー
豆カレーの基本レシピを、調理ポイントとともに丁寧に紹介! ひよこ豆のほくほくした食感がアクセントになったキーマカレーを、レタスやトマト、アボカドで彩りよく仕上げました。

【材料】5皿分
・ ハウス ジャワカレー <キーマカレー 中辛>…1/2箱
・ 牛豚ひき肉…200g
・ 玉ねぎ…中2個
・ ひよこ豆(水煮)…100g
・ サラダ油…大さじ1
・ 水…200ml
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・ ごはん…1000g
・ レタス(5mm幅のせん切り)…5枚
・ トマト(7〜8mm角切り)…1個
・ アボカド(7〜8mm角切り)…1個
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【作り方】
玉ねぎはみじん切りにする。
大きめのフライパン、または鍋にサラダ油を熱し、牛豚ひき肉、1の玉ねぎを火が通るまで中火で5分程度炒める。水気を切ったひよこ豆を加えてさっと炒める。
2のフライパンに水を加え、中火〜強火で加熱し、沸騰したら火を止め、カレールウを割り入れてよく溶かす。
再び火にかけて中火で約5分、時々かき混ぜながら加熱する。
皿にごはんを盛り、レタスをちらす。その上から4のカレーをかけ、トマト、アボカドをのせる。
<POINT>
・ひよこ豆はすでにゆでてあるので、さっと炒めるだけでOK。
・カレールウはスパイスのきいた中辛以上を選ぶと、あっさりとした豆の味わいとの相性がよく、おすすめです。
・仕上げにお好みで加熱不要のシュレッドチーズ、パクチー、ミックスナッツなどをかけると、より一層味わい深くなります。辛さを加えたい場合は、チリパウダーをかけてください。
お好みの豆で作る!豆の種類別バリエーションレシピ4選
豆カレーは、使用する豆の種類によって幅広い楽しみ方ができる点も大きな魅力。ここではひよこ豆、枝豆、黒豆、ミックスビーンズを使った4つのカレーレシピを紹介します。それぞれの豆の特徴も解説しているので、お好みの豆カレーを探してみてください!
1.【ひよこ豆】ほくほく食感ととろ〜り温玉がマッチ!ひよこ豆のチキンカレー

ひよこ豆を使用したチキンカレー。ほんのりとした甘さのあるひよこ豆が、カレールウと調和してカレー全体が優しく素朴な味わいになります。ひよこ豆の水煮の缶詰はスーパーでも手に入りやすく、調理しやすいのがうれしいポイント。仕上げに温玉をのせれば、カレーにまろやかなコクがプラスされます。
2.【枝豆】鮮やかな緑がカレーに映える!彩り豊かな枝豆キーマカレー

枝豆と牛豚ひき肉を使ったキーマカレー。枝豆の緑色が、カレーに鮮やかな彩りを加えます。また、とろみのあるカレーとひき肉に、枝豆のプチプチとした食感が心地よいアクセントを加え、最後まで飽きずに楽しめます。さらに、トマトやセロリがさわやかな風味をプラス。仕上げに輪切りのゆで卵をトッピングすれば、彩り豊かな枝豆キーマカレーの完成です。
3.【黒豆】あまったおせちの材料で作る!黒豆を使ったキーマカレー

おせちであまりがちな黒豆(煮豆)やれんこん、なるとを使って作るキーマカレー。最後にきざんだみつばをちらせば、香り豊かに仕上がります。また、ピクリングスパイスをきかせた紅白なますを副菜に添えると、さらに彩りが華やかになります。
4.【ミックスビーンズ】手軽で簡単!ツナとほうれん草の具だくさん豆カレー

ミックスビーンズを加えた具だくさんなツナとほうれん草の豆カレー。ミックスビーンズには、ひよこ豆、青えんどう、赤いんげん豆、白いんげん豆、金時豆などから、3~4種類ミックスされているので、それぞれの食感を楽しむことができ、食べごたえもしっかり感じられる一品です。
豆カレーは手軽に作れるのが大きな魅力。また、食物繊維やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。合わせる具材やカレールウによってさまざまな味わいのカレーが楽しめるので、お好みの豆を使って、ぜひ挑戦してみてくださいね。
監修者プロフィール

和田 玲子(わだ れいこ)
食品事業本部 事業戦略企画部 統合プロモーション企画課
管理栄養士・スパイスマスター[ハウス食品(株)認定] として、ハウス食品の商品を通じて、より多くの方にたくさんの食と笑顔をお届けするためのレシピ開発を行う。2023年発売した「X-BLEND CURRY(クロスブレンドカレー)」のアレンジレシピも開発。メディアでも話題に。
※掲載情報は、2024年12月時点のものです。