【ヨーグルト×カレー】仕上げや肉の下味で使うコツは?コクうまレシピ特集も

【ヨーグルト×カレー】仕上げや肉の下味で使うコツは?コクうまレシピ特集も

実は相性抜群なヨーグルトとカレー。うまみやコクを加えたり、肉を柔らかくしたりと、ヨーグルトをカレーに使うメリットはたくさんあります! ヨーグルトをカレーに使うときのコツや、おすすめのレシピをご紹介します。

【活用法その①】ヨーグルトをカレーの仕上げに加えるコツ&おすすめレシピ

ヨーグルトをカレーに加えると、うまみや酸味がプラスされてコクもアップ! スパイスの辛味をやわらげ、マイルドな味わいにする効果も期待できます。ここでは、ヨーグルトをカレーの仕上げに加えるときのポイントや、おすすめのレシピをご紹介します。

ヨーグルトをスプーンですくっている画像

【POINT】ヨーグルトをカレーの仕上げに入れるときのコツは?

①ヨーグルトは低脂肪ではないもの / プレーン(無糖)タイプがおすすめ!

ヨーグルトの脂肪分がうまみアップにつながるため、低脂肪のものより通常の脂肪分のヨーグルトがおすすめです。また、プレーン(無糖)タイプを選ぶことで、余分な甘みをつけずにうまみやコク、さわやかな酸味をプラスできます。加糖タイプを使う場合は、果肉やフレーバーのないものが使いやすいでしょう。

②ヨーグルトはよく混ぜることで、ダマのない仕上がりに

ヨーグルトをそのまま加えるとダマが残りやすいので、よく混ぜてなめらかにしてからカレーに加えましょう。また、ヨーグルトを加える前に、ルウをしっかり溶かしておくことで、味ムラを少なくすることができます。

【おすすめレシピ】ヨーグルトでさわやかなコクをプラス!ほうれん草とポークのカレー

ほうれん草とヨーグルトがベストマッチな簡単レシピをご紹介。ほどよく食感を残したほうれん草は、最後に加えて彩りよく。火の通りやすい食材を使うので、手軽にできるのもうれしいポイントです。

「ほうれん草のポークカレー」の画像

【材料】6皿分

・ 230g バーモントカレー <甘口>…1/2箱

・ 豚肉(もも)…200g

・ ほうれん草…1束

・ 玉ねぎ…中1個

・ プレーンヨーグルト(無糖)…100ml

・ サラダ油…大さじ1

・ 水…700ml

【作り方】

豚肉は一口大より小さめに切る。ほうれん草はほどよくかたさが残るくらいにゆで、水気をしっかり切り、2cmの長さに切る。玉ねぎはみじん切りにする。

厚手の鍋にサラダ油を熱し、中火で1の豚肉と玉ねぎを炒める。

豚肉の色が変わり、玉ねぎがすき通るまで炒めて水を加える。沸騰したらあくを取り、具材が柔らかくなるまで弱火~中火で約10分煮込む。

いったん火を止め、ルウを割り入れてよく溶かす。ルウが溶けてからプレーンヨーグルトを加え、再び弱火で時々かき混ぜながらとろみがつくまで約10分煮込む。

1のほうれん草を加えてひと煮立ちさせる。

※ほうれん草は最後に加えることで食感を残し、変色を防ぐことができます。

【活用法その②】ヨーグルトを肉の下味に使うコツ&おすすめレシピ

ヨーグルトで肉を漬け込むと、ヨーグルトの成分で肉の繊維が分解されやすくなり、柔らかな食感に仕上がります。また、保水力があるので肉のパサつきを防ぐ効果も。ここでは、ヨーグルトを肉の下味に使う時のポイントや、おすすめのレシピをご紹介します。

肉をもみ込んでいる画像

【POINT】ヨーグルトを肉の下味に使うときのコツは?

①ヨーグルトはプレーン(無糖)タイプ / 加糖タイプどちらもOK!

ヨーグルトを肉の下味に使う場合、プレーン(無糖)タイプと加糖タイプはお好みで使い分けるのがよいでしょう。基本的には余分な甘みのないプレーンタイプが使いやすいですが、加糖タイプは糖のはたらきで肉の水分が保たれるので、よりしっとりとした食感に。プレーンタイプの場合は、分量通りのヨーグルトに砂糖小さじ1を加えると同様の効果が期待できます。

②ヨーグルトで肉をしっかりもむことで、柔らかさアップ!

ヨーグルトで肉を漬け込んだら、しっかりと肉をもむことがおいしさのポイント。肉の繊維がこわれ、柔らかな食感になります。また、肉のまわりにヨーグルトの膜ができることで、肉汁が逃げ出さず、肉が縮みにくくなるというメリットも。肉をもみ込んだら15分以上漬けるのがおすすめ。漬け汁も残さずカレーに加えて、風味豊かに仕上げましょう。

【おすすめレシピ】下味のヨーグルトがポイント!やわらかチキンカレー

ヨーグルトに漬け込んだ鶏むね肉の柔らかな食感が楽しめるカレーレシピをご紹介。にんじんは皮つきのまま使うことで、栄養価もアップ!

「やわらかチキンカレー」の画像

【材料】4人分

・ 140g こくまろカレー <中辛>…1/2箱

・ 鶏肉(むね)(皮なし)…1枚

・ 玉ねぎ…中1/2個

・ にんじん(皮ごと)…中1/2本

・ サラダ油…大さじ1

・ 水…500ml

A

・ ヨーグルト(加糖)…100g

・ ハウス おろし生にんにく…小さじ1

・ ハウス おろし生しょうが…小さじ1

【作り方】

1. ポリ袋などにAを入れ、合わせる。鶏むね肉は一口大のそぎ切りにしてAに入れ、袋の上からしっかりともみ込み、15分以上漬けておく。

2. 玉ねぎは薄切りにする。にんじんはよく洗い、皮をむかずに薄めのいちょう切りにする。

3. フライパンにサラダ油を熱し、2の玉ねぎ、にんじんを加えて中火で玉ねぎが色づくまで炒める。

4. 具材をフライパンの奥によせ、手前に1の鶏肉を漬け汁ごと加えて焼く。鶏肉が白っぽくなってきたら、水を加えて、沸騰したらあくを取る。

5. いったん火を止め、ルウを割り入れて溶かし、再び弱火で時々かき混ぜながら約5分煮込む。

【カレー×ヨーグルト】バリエーション色々!レシピ特集

ヨーグルトとカレーの組み合わせを楽しめるレシピを、厳選してご紹介します。気になるレシピがあれば、ぜひ作ってみてください!

ヨーグルトで鶏肉がしっとり!こくまろバターチキンカレー

「こくまろバターチキンカレー」の画像

最後にバターを加えて仕上げる、バターチキンカレー。ヨーグルトを下味に使うことで鶏肉が柔らかくなり、コクもプラスされます。ヨーグルトとトマトケチャップの酸味でバランスのよい味わいに!

仕上げのヨーグルトでさっぱりまろやかに!エビとトマトのヨーグルトカレー

「えびとトマトのヨーグルトカレー」の画像

仕上げに1カップのヨーグルトを加えるさっぱりカレー。ヨーグルトのさわやかな酸味とマイルドなコクが、ルウのスパイス感やエビのうまみを引き立ててくれるので、ワンランク上のおいしさに。

ヨーグルトはスパイス感強めなカレーとも相性抜群!チキンティッカスパイスカレー

「チキンティッカスパイスカレー」の画像

大きめに切った鶏肉はヨーグルトで漬け込むことで、柔らかな食感に。にんにく、しょうが、つぶ入マスタードなどのねりスパイスがきいた味わいに、ヨーグルトのなめらかな口当たりが相性◎。
スパイシーでありながら食べやすいカレーに仕上がります。

ヨーグルトが味のまとめ役!3種類のスパイスで作るチキンカレー

「3種類のスパイスで作るチキンカレー」の画像

クミン、ターメリック、レッドペパーの3種類のスパイスで作る本格的なチキンカレー。最後にヨーグルトを加えることで一体感のある味わいになり、うまみやコクもプラスされます。ヨーグルトはよく混ぜてから加えることで、ダマのないなめらかな仕上がりに。

ヨーグルトはカレーのおいしさをさらに引き立ててくれるアイテム。仕上げに加えたり、肉の下味に加えたりすることで、いつものカレーが一味違ったおいしさに! ぜひ使い方をマスターしてみてください。

監修者プロフィール

和田 玲子

和田 玲子(わだ れいこ)

食品事業本部 事業戦略企画部 統合プロモーション企画課
管理栄養士・スパイスマイスター[ハウス食品㈱認定]として、ハウス食品の商品を通じて、より多くの方にたくさんの食と笑顔をお届けするためのレシピ開発を行う。昨年発売した「X-BLEND CURRY(クロス ブレンドカレー)」のアレンジレシピも開発。メディアでも話題に。

※掲載情報は、2024年5月時点のものです。

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