【シーフードカレーレシピ】シーフードミックスと白ワインで簡単&本格的!解凍方法のコツも
魚介のうまみたっぷりのシーフードカレーは、冷凍シーフードミックスを使えば意外と簡単! 今回は、手軽にトライできるシーフードカレーの作り方をご紹介します。魚介の臭みをおさえ、プリプリに仕上げるコツも必見。また、魚介のおいしさを引き立てるスパイシーカレーや、本格的な味わいが楽しめるカレーなど、バリエーションレシピも豊富です!
基本のシーフードカレーレシピ
冷凍シーフードミックスとカレールウで作る、簡単なのに本格的なシーフードカレーのレシピをご紹介。シーフードミックスは塩水で解凍することで、プリプリの食感に! また、白ワインでさっと蒸し煮にすることで、臭みが取れて風味がアップします。魚介のうまみたっぷりのひと皿をぜひご堪能ください!
【材料】6皿分
・ 120g 海の幸カレー 中辛…1箱 ※別添<ミックススパイス>入り
・ 冷凍シーフードミックス…1パック(約250g)
※開封して残ったものは、水分の蒸発やにおい移りを防ぐため、保存袋に入れて空気を抜き、密封して冷凍する。
・ 白ワイン…大さじ1
・ 玉ねぎ…中1・1/2個
・ エリンギ…1パック(約100g)
・ サラダ油…大さじ2
・ 水…600ml
【作り方】
シーフードミックスを下記の方法で解凍する(※解凍に使用する水は分量外)。玉ねぎは薄切り、エリンギは長さを半分に切ってから繊維に沿って薄切りにする。
正解はコレ!シーフードミックスの解凍方法
■プリプリ食感を保つ!塩水で解凍
シーフードミックスは塩水で解凍するのがおすすめ。浸透圧による水分の流出で身が縮んだり、かたくなったりするのを防ぎ、プリプリの食感を保つことができます。
【解凍方法】
冷凍シーフードミックスを3%の塩水(例:水200mlに対して塩6g)につける(約30分〜1時間が目安)。身を指でつまみ、かたいところがなくなればOK。その後は真水でさっと洗い、身をつぶさないようにペーパータオルで水気をよくふき取る。
※つける時間は室温によっても変わります。
■避けた方がよい解凍方法
室温での解凍や真水での解凍は、浸透圧によって魚介の水分が流れ出しやすくなるので△。また、電子レンジでの解凍は、加熱ムラができるほか、うまみや水分が抜けて縮み、かたくなる可能性があります。熱湯をかけて解凍する方法も、一気に熱が伝わることで、身が縮んだり、うまみが抜けたりするので避けてください。
厚手の鍋にサラダ油大さじ1を中火で熱し、玉ねぎ、エリンギを炒める。玉ねぎがすき通ったら水を加え、沸騰したら弱火〜中火で約10分煮込む。
2で煮込む間、フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、1で解凍したシーフードミックスを炒める。魚介が白っぽくなり火が通りはじめたら弱火〜中火にし、白ワインを加えてふたをし、蒸し煮にする。
POINT: 白ワインを加えることで魚介の臭みがおさえられ、風味がよくなります。使用する白ワインは、料理用ワインがおすすめ。白ワインがない場合は、料理酒でも代用可(白ワインと同量でOK)。
ひと煮立ちさせて火を通し、えびが赤くなったら火を止めてふたを取り、添付の小袋<ミックススパイス>をからめる。
POINT:クミンやローリエなどが入った<ミックススパイス>は、豊かな香りをプラスし、魚介のおいしさを引き立ててくれます。熱でスパイスの香りが飛びやすいため、火を止めてから加えるようにしましょう。
2で煮込んでいる鍋の火をいったん止め、ルウを割り入れて溶かす。再び弱火にして時々かき混ぜながら、とろみがつくまで約5分煮込む。
3で炒めたシーフードミックスを煮汁ごと加え、ひと煮立ちさせる。
POINT:シーフードミックスは煮汁ごと加えることで、魚介のうまみが凝縮された仕上がりに。シーフードミックスは加熱しすぎるとかたくなってしまうので、最後に加えるようにしましょう。
★シーフードカレーには、香り豊かで色鮮やかなサフランライスを合わせるのもおすすめです。 米にサフランを加えて水につけ、最後に塩とバターを混ぜて炊くだけ! シーフードカレーがさらに本格的な仕上がりになります。
サフランライスの作り方はこちら
【シーフードカレーレシピ】おすすめ5選
シーフードカレーをもっと楽しむバリエーションレシピをご紹介。シーフードミックスを使った手軽なものから、生の魚介を使った本格的なものまで、5つのレシピを厳選しました!
■スパイシーな味わいがシーフードと相性抜群!
スパイシーな味わいが魚介のうまみを引き立てる、シーフードカレーのレシピをご紹介。シーフードミックスで作るので、手軽に楽しめるのも魅力です。
さわやかスパイシー!ジャワカレーで作るシーフードカレー
『ジャワカレー』のスパイシーな味わいとさわやかな香りが魚介にマッチ! 大粒のシーフードミックスで作る、食べごたえ満点のカレーです。魚介は白ワインでふっくらと蒸し煮にし、臭みをおさえて風味よく仕上げます。
見た目も味もインパクト大!ブラックシーフードカレー
大粒のシーフードミックスとスパイスカレー専用ルウで作る、スパイシーなシーフードカレーです。15種類ものスパイスが配合されたルウが、魚介のうまみを引き立てます。具材にはトマトやにんにくの芽が入って味わい豊か。焼きのりをちぎってルウに溶かすことで、磯の香りが漂うひと皿に。インパクトがある見た目も食欲をそそります。
■新鮮な魚介で作る絶品シーフードカレー
新鮮な生の魚介を使った本格的なシーフードカレーのレシピをご紹介。下処理を丁寧に行うことがおいしさのコツです。手間をかけた分、絶品シーフードカレーを楽しめること間違いなし!
フレッシュなうまみを堪能!なすとトマトのシーフードカレー
えび・いか・ほたて貝が入った本格シーフードカレー。下処理が必要ですが、生の魚介ならではの食感とうまみが味わえるカレーは絶品です。魚介は煮込みすぎるとかたくなるので、煮込み時間は短時間にしましょう。水の量は通常より少なめが◎。
海の幸づくし!かき入りシーフードカレー
かき・むきえび・いかで作る、本格シーフードカレー。魚介カレー専用ルウが、魚介のうまみを引き出し、味わい深いカレーに。魚介は最後に加えてさっとひと煮立ちさせることで、かたくなるのを防ぎ、プリプリの食感に仕上げます。
コク深い上品な味わいが魅力!えびの欧風カレー
えびとあめ色玉ねぎを具材に、コクとうまみが特徴のフォンドボーペーストで濃厚な味わいに仕上げた欧風カレー。えびはにんにくやローリエと炒めて風味づけし、他の具材は細かくすることで、えびの存在感を際立たせます。
シーフードカレーにおすすめの具材は?
魚介は短時間で火が通るので、合わせる具材も火の通りがよいものが調理しやすいでしょう。基本の玉ねぎの他、きのこ類、グリーンアスパラガス、セロリ、にんにくの芽、たけのこ(ゆで)、トマト、にんにくなどがおすすめです。
魚介のうまみが堪能できるシーフードカレー。シーフードミックスの使い方のコツを押さえれば、手軽かつ簡単に本格的な味わいが楽しめるので、ぜひ作ってみてください!
※掲載情報は、2024年2月時点のものです。