【簡単大根カレーレシピ】実は相性抜群! 水っぽくならないコツも
「カレーに大根?」と意外に思う人もいるかもしれませんが、甘みが強く、味のしみ込みやすい大根はカレーと相性抜群。今回は大根が入ったボリュームたっぷりのカレーレシピをご紹介。時短で柔らかくなり、大根独特の臭みを抑えられる調理ポイントも解説します。その他、キーマカレーやカレーおでんなどのバリエーションレシピも必見です!
【大根カレーレシピ】大根と豚ばらのうまみたっぷりカレー
相性のよい大根と豚ばら肉を使ったレシピをご紹介。ポイントは、豚ばら肉や玉ねぎといっしょに大根を油でよく炒めること。大根に豚ばら肉の甘みやうまみがしみ込み、味わい深い一皿になります。冬野菜のかぶやほうれん草も加えた満足感のあるカレーです。
【材料】6皿分
・ 230g バーモントカレー <中辛>…1/2箱
・ 豚肉(ばら)…250g
・ 玉ねぎ…中2個
・ かぶ…3個
・ 大根…150g
・ ほうれん草…1/2束
・ サラダ油…大さじ1
・ 水…750ml
【作り方】
豚肉、玉ねぎ、かぶは一口大に切る。大根は皮を厚めにむき、7~8mmの厚さのいちょう切りにする。ほうれん草はゆでて、水気をしぼり4cmの長さに切る。
厚手の鍋にサラダ油を熱し、1の豚肉、玉ねぎ、大根を中火でよく炒める。
玉ねぎと大根がすき通り、焼き目がつくまで炒めたら水を加える。沸騰したらあくを取り、具材が柔らかくなるまで弱火~中火で約8分煮込み、1のかぶを加えてさらに7分煮込む。
いったん火を止め、ルウを割り入れて溶かす。再び弱火で時々かき混ぜながらとろみがつくまで約10分煮込み、1のほうれん草を加えて、ひと煮立ちさせる。
※かぶは煮くずれやすいので、玉ねぎと大根を煮込んだあとに加えます。
※ほうれん草はあくを除き、変色や煮溶けるのを防ぐため、さっと下ゆでしたものを最後に入れます。この工程により、ほどよく食感も残すことができます。
【POINT】大根カレーをおいしく仕上げるには?
①カレーに入れるなら真ん中の部分がおすすめ
大根は葉に近い方が甘く、根の先の方になると辛みが強くなります。カレーに入れる場合は、甘さと辛さのバランスがとれた真ん中の部分を使うとよいでしょう。葉に近い部分はせん切りのサラダなどに、辛みの強い先端部分は、漬物や薬味などの副菜にするのもおすすめです。また、大根の葉は細かくきざんでごはんに混ぜ込むのも◎。
②煮込む前に焼くと、短時間で柔らかく、味のしみ込みやすさアップ!
大根はあらかじめ焼くことで、火の通りがよくなり、味もしみ込みやすくなります。また、この工程によって大根に含まれる水分が飛び、カレーが水っぽくなるのを防いだり、大根独特の臭みを抑えたりすることができます。この時、7〜8mmのいちょう切りにしておくとより効果的。火通りがよく、食感もほどよく残ります。
※薄く切りすぎると煮溶けてしまうのでご注意ください。
③簡単ひと手間で和風テイストにも!
大根は和風カレーに入れるのもおすすめ。煮込む時に、和風の顆粒だしやめんつゆを少量加えることで、大根がだしのうまみを吸って、じんわり味わい深い仕上がりに。油揚げやごぼう、長ねぎ、しいたけなどのきのこ類などと合わせると、より和風テイストなカレーになります。
大根カレーのおすすめレシピ3選
大根カレーの魅力はまだまだたくさん! ポークカレーやキーマカレーなどの定番や、ちょっぴり変わり種のカレーおでんなど、大根カレーをもっと楽しめるバリエーションレシピをご紹介します。
1.砂糖を加えて臭みを抑える! 大根と白菜のカレー
甘みやうまみが強い豚ばら肉は、あっさりとした大根や白菜と相性抜群! 豚ばら肉のうまみがしみ込んだ大根は柔らかく、奥深い味わいのカレーになります。ポイントは、大根を塩もみして余分な水分を抜くことと、少量の砂糖を加えて煮ること。このひと手間で、大根の臭みが抑えられ、味のしみ込みやすさがアップします。
2.大根の葉まで丸ごと活用! 納豆と大根のキーマカレー
納豆と大根の異なる食感が楽しめるキーマカレーのレシピです。大根は1cm角に切ることでシャキシャキした食感に。葉の部分は細かくきざみましょう。最後に削りかつお節を加えることで、いつものキーマカレーとは一味違う仕上がりに!
3.下ゆでした柔らか大根がおいしい! カレーおでん
カレールウを使って作るおでんのレシピ。厚めに切った大根は下ゆですることで柔らかい食感になり、味もしみ込みやすくなります。ウインナーソーセージやブロッコリー、ミニトマトなど洋風の具材も不思議とマッチする、カレー風味のおでんをぜひお試しあれ!
甘みの強い大根のじんわりとしたおいしさがクセになる「大根カレー」。おいしい大根が手に入った時や、いつもと違うカレーに挑戦してみたい時に、ぜひ作ってみてください!
▼白菜やキャベツもカレーと相性抜群!
※掲載情報は、2023年12月時点のものです。