【カレー野菜の切り方】料理初心者も簡単!一口大の目安から乱切りのコツまで

【カレー野菜の切り方】料理初心者も簡単!一口大の目安から乱切りのコツまで

カレー作りで迷いがちな野菜の切り方。「一口大ってどれくらいの大きさ?」「切り方はこれで合ってる?」と不安な料理初心者の方に向けて、カレーのにんじん・玉ねぎ・じゃがいもの切り方を、画像付きで丁寧に解説! 他にも、「野菜は炒めるべき?」「入れる順番は?」といった疑問も解決します。誰でも、おいしいカレー作りを楽しめること間違いなし◎

【切り方の基本】おいしさのコツは「大きさ」をそろえること

同じ大きさに切り揃えられたにんじん

ルウを使ってカレーを作る場合、実は切り方のテクニックよりも、「具材の大きさがそろっていること」が重要です。

なぜ「大きさ」が大事なの?

もし野菜の大きさがバラバラだと、鍋の中で火の通り方にむらができてしまいます。 小さい野菜は煮溶けてとろとろに、逆に大きい野菜にはまだ芯が残ってかたいまま……といった原因に。
大きさをそろえれば、すべての具材に均一に火が通り、見た目もきれいに仕上がります。

目安は“カレーのスプーンにちょうど乗るくらい”

具材の大きさは、「一口大」が目安。一口大は、大人であれば約3cm、「カレーのスプーンにちょうど乗るくらい」のサイズです。
お子さんが食べる場合は、ひと回り小さく切るなど、食べる人に合わせて、調整してくださいね。

【にんじん】回して切るだけ!「一口大の乱切り」

まず解説するのは、にんじんの切り方。ここでは、断面が多いので味がしみ込みやすい乱切り(一口大)を紹介します。難しそうに見えて、実は「回しながら切るだけ」なんです。

【切り方】

にんじんの先から斜めに包丁を入れて切る。

にんじんの先から斜めに包丁を入れて切る様子

POINT:
・皮はしっかり洗えばむかなくてもOK! 食感が気になる場合はピーラーなどでむきましょう
・にんじんが太い場合は、縦半分に切ってからやっても◎

1度切ったら、にんじんを90度ほど手前に回転させ、再び斜めに包丁を入れて切る。

にんじんを90度ほど手前に回転させ、斜めに包丁を入れて切る様子

POINT:細いところは「長め」に、太いところは「短め」に切ると、大きさをそろえやすくなります。

12を繰り返し、一口大にそろえて切っていく。

難しい場合は「半月切り」「いちょう切り」でもOK!

「乱切りは形がそろわなくて苦手」という方や、小さなお子さんが食べる場合は、無理せず「半月切り」や「いちょう切り」にしましょう。 野菜の平らな面を下にできるので、コロコロ転がらず、包丁に慣れていない方でも安定して切ることができます。

【切り方】

1. にんじんは、使う分の長さに切ってから縦半分に切る(いちょう切りの場合は切り口を下にし、さらに縦半分に切る)。

2. 平らな面を下にして横向きに置き、端から一定の幅に切る。

にんじんの半月切りの手順

▼バリエーションいろいろ!にんじんの他の切り方はこちらをチェック

【玉ねぎ】食感を楽しむならこれ!「約2〜3cmの一口大」

玉ねぎは、2〜3cm程度、サイズをそろえて一口大に切る方法がおすすめ。カレーに入れて煮込んでも溶けにくく、玉ねぎの食感を味わえます。

【切り方】

1. 玉ねぎは皮をむいて縦半分に切り、根元側のかたい芯を包丁で三角形に切り取るようにして取り除く。

2. 外側から2〜3枚ずつはがしていき、3つに分ける。

玉ねぎを外側からはがして3等分した様子

POINT:
内側と外側をわけてからそれぞれを切ることで、大きさをそろえやすくなります。

3. 一番外側は、繊維に沿って縦4等分に切る。

玉ねぎを繊維に沿って縦4等分に切る様子

4. 3を横に半分に切り、2~3cm程度の大きさにする。

縦4等分に切った玉ねぎをさらに半分に切る様子

5. 残りの玉ねぎも同じように大きさをそろえて切る。

玉ねぎの甘みをプラスするなら「薄切り」も!

「玉ねぎの甘みを生かしたい」「子どもが玉ねぎが苦手」という場合は、「薄切り」もおすすめ。繊維に対して直角に包丁を入れることで、煮込んだ時、とろとろに溶けて形がなくなり、玉ねぎの甘みもカレーに溶け出します。また、火通りも早いので、時短で作りたい時にもおすすめです。

【切り方】

1. 玉ねぎは、皮をむいて縦半分に切り、根元側のかたい芯を包丁で三角形に切り取るようにして取り除く。

2. 切り口を下にして縦向きに置き、繊維に対して垂直に、端から1〜2mm幅の薄さに切る。
※この時、繊維に沿って切ると形が残りやすくなります。

 玉ねぎを薄切りにする様子

▼くし切り、みじん切りも!玉ねぎの他の切り方はこちらをチェック

【じゃがいも】煮くずれも防止!「約3cmの一口大」

じゃがいもは、他の具材と大きさをそろえ、一口大(約3cm)になるように切るのがポイント。火の通りが均一になり、煮くずれも防げます。

【切り方】

1. じゃがいもは、皮をむいて芽を取り除き、縦半分に切る。
※じゃがいもの芽は、ピーラーの「芽取り」と呼ばれる突起部分か、包丁の角を使ってえぐり取る

2. 切り口を下にして横向きに置き、一口大になるように2~4等分に切り分ける。

じゃがいもを一口大に切る様子

POINT:小さいじゃがいもなら2等分、大きいものなら4等分など、じゃがいもの大きさに合わせて調整しましょう

切った後は、水にさらして「あく抜き」&「変色防止」

じゃがいもを水にさらす様子

 

じゃがいもは切って放置すると、すぐに茶色く変色してしまいます。 水にさらすことで変色を防ぎ、さらに「あく」による雑味が抜けてスッキリした味わいに仕上がります。

【じゃがいもを水にさらす方法】

① 切ったじゃがいもをボウルに入れ、全体が浸る程度に水を入れる。

② 10〜15分ほど置いたらザルに移し、キッチンペーパーで水気を取る。

POINT:
・長時間水にさらすと、栄養が逃げてしまうので注意!
・また、炒める時の油はねを防ぐため、水気はしっかり拭き取りましょう

▼じゃがいもの選び方や煮くずれ防止策はこちらをチェック

【Q&A】カレーの野菜は炒めるべき? 入れる順番は?

玉ねぎ・じゃがいも・にんじんを炒める様子
画像はイメージです

「カレーの野菜って、どうして煮込む前に炒めるの?」「具材はどの順番で炒めればいい?」。 そんな、カレー作りで迷いがちな2つの疑問にお答えします。

Q. カレーの野菜、煮込む前に炒めるのはなぜ?

A. 炒めることで香ばしさUP&カレーが水っぽくなるのを防ぐ

野菜の表面の水分を飛ばしてから煮込むことで、仕上がりの味がボヤけず、コクのあるカレーに仕上がります。
ちなみに、市販のカレールウには「あめ色玉ねぎ」の旨みが凝縮されているので、ご家庭で玉ねぎをあめ色になるまで炒める必要はありません。 全体に油がなじめば十分おいしくなりますよ。

Q.野菜はどの順番で炒めるべき?

A.ルウのパッケージ通り、最初から「すべていっしょ」に入れてOK!

「火の通りにくいものから……」と難しく考えなくて大丈夫。 市販のカレールウは、野菜を炒める順番に関係なく、具材を一度に入れてもおいしく仕上がるように工夫されています。



いろいろな切り方をご紹介しましたが、「一口大に具材の大きさをそろえること」さえ押さえればOK。形がきれいかは気にせずに、自分のやりやすいお気に入りの切り方を見つけて、おうちでのカレー作りを自由に楽しんでくださいね!

▼動画でよくわかる!基本のカレーの作り方

監修者プロフィール

ハウス食品 和田 玲子さん

和田 玲子(わだ れいこ)

食品事業本部 事業戦略企画部 統合プロモーション企画課
管理栄養士・スパイスマスター[ハウス食品(株)認定] として、ハウス食品の商品を通じて、より多くの方にたくさんの食と笑顔をお届けするためのレシピ開発を行う。2025年発売の「レッドカレー・ホワイトカレー・ブラックカレー」のアレンジレシピも開発。

※掲載情報は、2026年3月時点のものです。

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