カレーに使う「あめ色玉ねぎ」の時短テク。玉ねぎは切り方で味に違いも!

あめ色玉ねぎのイメージ写真

カレーをおいしくする「あめ色玉ねぎ」を時短で作るテクニックを3つご紹介。さらに、そもそもなぜ「あめ色玉ねぎ」がカレーをおいしくするのかという理由から、カレーにおすすめの玉ねぎの切り方まで、気になるトピックを徹底解説します!

目次

「あめ色玉ねぎ」がカレーをおいしくする理由

ガラス容器に入れられたあめ色玉ねぎの写真

あめ色玉ねぎがカレーをおいしくする理由は、あめ色玉ねぎが持つ「甘み」と「香ばしさ」がカレーに加わるためです。
「甘み」は玉ねぎが加熱されることで生じるもの。辛みや苦味の成分が加熱によって揮発・分解されることにより、相対的に甘みが強く感じられるようになるのです。
「香ばしさ」は、あめ色になるまで炒める過程で玉ねぎのアミノ酸が糖と結びつき、香り成分が引き出される反応(メイラード反応)に由来します。

カレーの玉ねぎは「あめ色」がマスト、ではありません

あめ色まで炒めた玉ねぎを使うことでカレーは一層おいしくなりますが、必ずそうしなければいけないというわけではありません。基本的には、玉ねぎはしんなりする程度まで炒めることで、おいしいカレーを作ることができます。
また、あめ色まで炒めない場合にはビタミン類などの栄養素が比較的残りやすいというメリットも。水分が残るため、とろっとした食感も楽しめます。
あめ色にしない場合の切り方はこちらでご紹介します。

「あめ色玉ねぎ」を時短で作る3つのテクニック

あめ色玉ねぎの加熱時間を短縮するコツは、玉ねぎの水分が抜けやすい状態にすることです。このメカニズムを踏まえた3つの時短テクニックをご紹介。実際に検証して分かった具体的な短縮時間も参考にしてみてください。

※検証では、玉ねぎ400gをサラダ油大さじ1と水大さじ1(焦げつきそうなときに加える)で強火から徐々に弱火にして炒めました。
※加熱時間短縮の目安は、薄切り玉ねぎがあめ色になるまでの時間(25分程度)と比較しています。

【時短テク①】細かいみじん切りにしてから炒める

みじん切りにされた玉ねぎの写真

玉ねぎを細かくみじん切りにすることで細胞が壊れるため、炒める際に水分が飛びやすくなり、炒め時間を5分ほど短縮することができます。

【時短テク②】「電子レンジ加熱」してから炒める

薄切りにした玉ねぎがガラス容器に入れられてふんわりラップがかかっている写真

玉ねぎを電子レンジで加熱すると、細胞が縮んで水分が出やすくなるうえ、加熱によって火が入るので、フライパンで炒める時間を4〜5分ほど短縮できます。電子レンジでの加熱時間は、ふんわりとラップをして600Wで約3分が目安。

【時短テク③】「冷凍」してから炒める

冷凍用保存袋に入った薄切り玉ねぎの写真

玉ねぎは冷凍すると細胞内の水分が膨張して細胞壁が破壊されるため、水分が外に出やすくなって加熱時間の短縮になります。
カットした玉ねぎを冷凍用保存袋にそのまま入れ、冷凍庫で凍らせるだけでOK。冷凍するための時間はかかりますが、加熱時間としては7〜8分ほど短縮でき、今回紹介する方法のなかでもっとも効果があります。

カレーの玉ねぎ、おすすめの切り方4つ

玉ねぎをあめ色になるまで炒めない場合におすすめの切り方をご紹介。切り方によってカレーの仕上がりにも違いが出ます。

【おすすめ① 大きめの一口大】食感を味わえる

2〜3cm程度、サイズをそろえて一口大に切る方法がおすすめです。カレーに入れて煮込んでも溶けにくいので、玉ねぎの食感が味わえます。玉ねぎの内側と外側をわけてからそれぞれを切ると、大きさをそろえやすくなります。

玉ねぎを大きめの一口大に切っている写真
  1. 玉ねぎを縦半分に切り、切り口を下にして、外側から2~3枚ずつはがして3分割します。
  2. 一番外側は繊維にそって縦4等分に切ります。
  3. 90度回転させてそれぞれ横に2等分に切り分け2~3cm程度に切りそろえます。
  4. 残りも同じように大きさをそろえて切ります。

【おすすめ② くし形切り】玉ねぎの存在感が残る

櫛(くし)の形に切るくし形切り。大きめサイズなので、カレーで煮込んでも形が残り、玉ねぎの水分もキープされるため、とろっとした食感が楽しめます。

玉ねぎをくし形に切っている写真
  1. 玉ねぎを縦半分に切り、切り口を下にして放射状に6~8等分に切ります。

【おすすめ③ みじん切り】玉ねぎの甘みが引き立つ

玉ねぎの繊維を断つようにして切るみじん切りは、辛み成分や水分が抜けやすいので、玉ねぎの甘みが引き立ちやすくなります。

玉ねぎをみじん切りに切っている写真
  1. 玉ねぎを縦半分に切り、切り口を下にして、端から細かく切り込みを入れます。
  2. このとき、上端(刃先の方)を切らずに残しておくと崩れにくく、このあとの工程が切りやすくなります。
  3. 90度回転させ、横から切り込みを2〜3度入れます。この際も、さきほど切り落とさなかった部分は切らないようにします。
  4. 今度は縦に包丁を入れて、端から細かく切っていきます。もっと細かくしたい場合は、仕上げに利き手ではない方の手で包丁の刃先を押さえ、包丁を握っている利き手を上下に動かしながら、全体に細かく切りきざみます。

【おすすめ④ 薄切り】カレーソースと馴染みやすい

玉ねぎを1~2mm程度の厚さに切る薄切り。繊維に対して垂直に薄切りにすると、細胞が壊れ水分が出やすくなるので、甘さが増して感じられます。

玉ねぎを薄切りに切っている写真
  1. 玉ねぎを縦半分に切り、切り口を下にして、端から薄く切っていきます。厚みは1〜2mmが目安。

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