スナック菓子でおなじみのピローぶくろ。おいしさが逃げないよう、このふくろが中身を
まもっています。ほどよい力で開けやすいような工夫もなされています。
撮影当時のパッケージです。現在販売している商品とパッケージが異なる場合があります。
- 中身が外からつぶれされないよう、空気も一緒に封じ込めるんだよ。空気の体積は、温度や標高、気圧などで変わるんだ。中に入れる空気の量は、こうしたことも考えて、調整してるんだよ。
中身がかたいと、ふくろにつめる時や運ぶ時につきささって、小さな穴ができるおそれがあるんだ。だから、強くて破れにくい材料を組みあわせてパッケージをつくっているんだよ。 - ほどよい力でふくろが開けられるようになっているよ。ふくろの上下をギザギザの刃でカットしているので、さいて開けることもできるんだ。
- 枕の形に似ているから、こうした包装をピローぶくろとよぶんだよ。背中のシール部をつまんで、ふくろを開けることもできるんだ。
ピローぶくろの断面を見てみよう。
おいしさが逃げないよう、アルミで1万分の1mm以下というとっても薄い膜を貼ったフィルムを組み合わせてパッケージにしているよ。湿気を防ぐだけでなく、光を遮り、中身の油が古くなるのを防ぐんだ。