【かぼちゃカレー】ほっこり甘いコクうまレシピ! 煮くずれを防ぐコツも
カレーと相性のよい「かぼちゃ」。具材として加えると、濃厚で甘みのある味わいを楽しめます。そこで今回は、かぼちゃをたっぷり使ったカレーのレシピをご紹介。かぼちゃの煮くずれを防ぐ方法や味がしみ込みやすくなる切り方など、調理のポイントも解説します。豆乳と合わせたクリーミーなカレーや、かぼちゃをトッピングしたカレーなどのバリエーションレシピも必見です!
目次
【レシピ】かぼちゃたっぷりごろっとカレー
たっぷりとかぼちゃを使った満足感のあるカレーレシピをご紹介。ポイントは、あらかじめかぼちゃをレンジなどで加熱し、一口大にしてから、最後に加えること。煮くずれ防止にもなり、ほくほくとした食感がたまりません! かぼちゃのやさしい甘さが溶け込んだ、ごろっと具だくさんカレーをお楽しみください!
【材料】6皿分
・ 230g バーモントカレー <甘口>…1/2箱
・ 牛肉(薄切り)…250g
・ 40g 特選本香り生しょうが…大さじ1/2
・ かぼちゃ…1/4個(250g)
・ 玉ねぎ…中1個
・ にんじん…中1/2本
・ 白菜…2枚(200g)
・ ブロッコリー…1/2個(125g)
・ サラダ油…大さじ1
・ 水…800ml
【作り方】
牛肉は4~5cmの長さに切り、しょうがをもみ込む。玉ねぎは薄切り、にんじんは一口大に切る。白菜は、一口大のざく切りにする。ブロッコリーは小房に分けてゆでる。
かぼちゃは種とわたを取り、ふんわりラップをして電子レンジ(600W)で約4〜5分、竹ぐしが通る程度に加熱し、一口大(約2cm)に切る。
厚手の鍋にサラダ油を熱し、1の玉ねぎ、にんじん、白菜の芯の部分を中火で炒める。玉ねぎがすき通ってきたら、牛肉、白菜の葉の部分を加えてさっと炒める。
分量の水を加え、沸騰したらあくを取り、具材が柔らかくなるまで弱火~中火で約15分煮込む。
いったん火を止め、ルウを割り入れて溶かす。再び弱火で時々かき混ぜながら、とろみがつくまで約10分煮込む。
1のブロッコリーと2のかぼちゃを加えてひと煮立ちさせる。
※ブロッコリーは煮くずれと変色を防ぐため、最後に加えます。
※電子レンジでの加熱時間は機種・W(ワット)数により異なりますので、お使いの機種によって調整してください。
かぼちゃカレーをおいしく仕上げるポイント
かぼちゃをカレーに入れる時のポイント3つ
①かぼちゃの切り方は一口大がおすすめ
②電子レンジで加熱し、時短で柔らか食感に
③かぼちゃは最後に加えて煮くずれ防止
①かぼちゃの切り方は一口大がおすすめ
かぼちゃをカレーに入れる時は、一口大(約2cm)の角切りがおすすめ。かぼちゃならではのほくほくとした食感を楽しむことができます。小さすぎたり、薄く切りすぎると、煮くずれの原因に。かぼちゃの皮が気になる時は、部分的にむいてもよいでしょう。ただし、完全にむいてしまうと、煮くずれしやすくなるので、ご注意ください。
②電子レンジで加熱し、時短で柔らか食感に
かぼちゃは、あらかじめ電子レンジで加熱してから鍋に加えることで、短時間で柔らかい食感に仕上がります。加熱する時は、竹ぐしがすっと通るくらいの柔らかさを目安に。また、そのままではかたくて切るのが大変なかぼちゃですが、電子レンジで加熱すると切りやすくなるというメリットもあります。
③かぼちゃは最後に加えて煮くずれ防止
かぼちゃは、長時間煮込むと煮くずれするので、最後に加えてひと煮立ちさせるのがコツ。かぼちゃを電子レンジなどで事前に加熱しない場合は、煮込み時間が残り約8〜10分の段階(ルウを入れる前)で加えるとよいでしょう。かぼちゃを加えてから鍋をかき混ぜる時は、木べらなどでやさしく混ぜるようにしてください。よそう時だけお玉(レードル)を使うと煮くずれ防止になります。
※煮込み時間はかぼちゃの大きさによって適宜調整してください。
楽しみ方いろいろ! かぼちゃカレー特集
かぼちゃの風味が引き立つコクうまカレーレシピ
うまみたっぷりのきのこや、クリーミーな豆乳など、かぼちゃと相性のよい食材を使用したカレーをご紹介。かぼちゃのこっくりとしたうまみと甘みを堪能することができるレシピです!
かぼちゃトッピングで彩りと食感をプラスするレシピ
かぼちゃはカレーのトッピングにするのもおすすめです。揚げ焼きにすることで色鮮やかに仕上がり、カレーに彩りをプラス。ほくほくとした食感もよいアクセントになります。
子どもも喜ぶ! おばけのかぼちゃカレーのレシピ
まろやかなカレーと甘みのあるかぼちゃの組み合わせで、子どもも食べやすい仕上がりに。ごはんをおばけの形に盛りつけて、かぼちゃの皮で作った目と口をのせれば出来上がり! ハロウィーンの季節にもぴったりの一皿です。
濃厚なコクと、やさしい甘みが特徴のかぼちゃカレー。ポイントを押さえれば、煮くずれを防ぎ、味のしみ込んだかぼちゃカレーを楽しむことができます。きのこ、豆乳など相性のよい食材を組み合わせたり、トッピングにしたりと、さまざまなかぼちゃカレーを作ってみてください!
※掲載情報は、2023年10月時点のものです