ネパール

写真:ネパール

ネパールのカレー紀行

日常は野菜中心のダル・バート

ネパールはヒンズー教を国教として、30以上の民族がそれぞれ伝統的な文化をもつ、インドの北に位置する東西に細長い国。さらにその北の中国との間にはヒマラヤ山脈をいただいています。
その食生活はスパイスを多用する料理が中心など、基本的にはインドによく似ており共通点もたくさんありますが、独自性を発揮している部分も少なくありません。
ふだんの食事は、日本の「ご飯とみそ汁」とか「一汁二菜」というような、決まった形があり、ダル・バートと呼ばれています。ダル・バートは、タルカリと呼ばれる野菜料理の惣菜が2〜3種、豆のスープ(ダルはレンズ豆の意で、豆のスープもさします)、ご飯(バートときにはパンも食べます)、漬物(アツァール)、飲みもののセットで、それぞれの中身が日々変わるのです。ネパールも手食文化ですから、飲み物は別ですが、これらを右手で混ぜながら食べます。

タルカリがいわばインドのカレーにあたるもので(インドに比べると辛みは少ないようです)、スパイシーな煮ものだけでなく炒めものも含みますが、元々タルカリとは野菜の総称を表す言葉でもあり、タルカリといえば野菜料理をさします。

ヒンズー教なので牛肉は食べませんし、肉といえば鶏、羊ですが、基本的に肉料理は特別の日のごちそうです。ふだんは野菜中心で、たんぱく質はダル(レンズ豆)で摂っています。

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