世界のカレー ネパール

世界のカレー ネパール

ネパールは100以上の民族がそれぞれ伝統的な文化をもつ、インドの北に位置する東西に細長い国。さらにその北の中国との間にはヒマラヤ山脈をいただいています。その食生活はスパイスを多用する料理が中心など、基本的にはインドによく似ており共通点もたくさんありますが、独自性を発揮している部分も少なくありません。

ネパールのカレー紀行

日常は野菜中心のダル・バート

ふだんの食事は、日本の「ごはんとみそ汁」とか「一汁二菜」というような、決まった形があり、ダル・バートと呼ばれています。ダル・バートは、タルカリと呼ばれる野菜料理の惣菜が2~3種、豆のカレー(ダルはレンズ豆の意で、豆のスープもさします)、ごはん(バート、ときにはパンも食べます)、漬物(アチャール)、飲み物のセットで、それぞれの中身が日々変わるのです。

ネパールのカレー

ダル(豆のカレースープ)

日本のみそ汁のように、ネパールでは定番食である豆のカレー。カレーというよりは、豆のスープ、豆のポタージュに近い。ごはんにかけて食べられます。

ダル(豆のカレースープ)

※掲載情報は2020年11月時点のものです。

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