カレールウの表面が白っぽく変色しています。
ルウの油脂分が溶けて、その後冷やされて固まるときに、白く見えることがあります。
カレールウに含まれる油脂は、直射日光に当たったり、室温よりも高温に置かれると溶けはじめ、その後冷やされて固まるときに、白く見えることがあります。同様に油脂分を含むチョコレートなどでも見られる「ブルーム」と言われる現象です。固形ルウの油脂が溶け始めるのは40℃以上です。
また、カレーパウダーに含まれるターメリックやパプリカなどの色素が、高温状態で溶けだしたルウの油脂に混ざり、表面に浮き出して固まったとき、黄色や緑色のように見えることがあります。
カレールウは水分が少ないので、未開封の状態での保管で、かつ賞味期限内であれば、カビが発生することはありません。
ルウ表面が白くなっていることで外観上は違和感を感じられたと思いますが、未開封の状態であれば、パッケージ裏面に紹介している調理方法のようにトレイのルウを一回で使って煮こんだときは、全体が均一に溶けるため、製品本来の仕上がりの風味になります。ただし、高温状態が長く続いたり、溶けて固まるを何度も繰り返した場合は、風味が劣化することがあります。
ご不明、ご心配な点がありましたら、お客様相談センターへご相談ください。