【2025年】カレールウのおすすめ商品は?人気ランキングTOP5をプロが解説!

種類が多くて、迷いがちなカレールウ選び。違いがわからず、いつも同じものを選んでいませんか?今回は、市販のカレールウ市場の中でも人気上位のハウス食品が、ハウスのカレールウの売上TOP5のおすすめ商品を紹介! しかも、カレーのプロであるルウの開発担当者が、味わいの特徴や人気の理由、さらには開発者だからこそ知っている製法や材料の秘密までをも徹底解説。使ってみたいルウがきっと見つかるはずです。
※出典:㈱インテージ SRI+月次データ ルウカレー市場 期間:2024年1月〜12月までの累計販売金額からランキングを算出
目次
【第1位】売上No.1の王道!(※1) 「バーモントカレー」

㈱インテージ SRI+月次データ ルウカレー市場 期間:2017年1月~2024年12月(計23年間)の累計販売金額
カレールウといえば最初に思い浮かぶのが「バーモントカレー」という方も多いのでは? それもそのはず、1963年の発売から60年以上も愛され続けているロングセラー。
【人気のワケ1】なんといっても、家族みんなに愛される王道の味!
家カレーの代名詞として、長い年月支持されてきた「バーモントカレー」。その人気の秘訣は、やはり子どもから大人まで家族みんなが好きな王道の味わい。バーモントカレーが数多くの家庭に浸透したことで、カレーの国民食化に一役買ったとも言えるかもしれません。
【人気のワケ2】甘いだけじゃない! 素材の味を活かす、ほどよいスパイス感
「バーモントカレー」といえば、りんごとはちみつのまろやかな甘さが印象的ですが、甘いだけではない、「ほどよい」スパイス感こそ広く支持されている理由です。ルウの主張が強すぎないので、カレーに入れる食材の味をしっかりと活かせるのもポイントです。
【人気のワケ3】繰り返し食べたくなる、やさしいけれどクセになるおいしさ
「バーモントカレーは子ども向け」というイメージがあるかもしれませんが、「カレーを食べるならバーモント」という大人のファンも多数。やさしい甘みでみんなのハートをつかむ味わいが、バーモントならではの魅力。
【注目トピック】フライパンで簡単10分調理! シェフの技でおいしさを追求した「バーモントカレーシェフズアレンジ」
一流シェフ「シェ・イノ」の古賀純二氏が監修した「バーモントカレー」が新登場! バーモントカレーならではの“りんごとハチミツのやさしい甘み”に加え、“コク深いカレーの味わい”を追求した上質な仕上がりです。フライパンを使ってわずか10分で簡単に作れるため、忙しくて料理に時間をかけられない日にもおすすめです。ぜひ一度お試しください!
【第2位】爽快な辛さと深いコクが人気「ジャワカレー」

1968年に発売された「ジャワカレー」も、50年以上のロングセラーを誇る人気の高いルウ。子どもでも食べられる「バーモントカレー」に対して、スパイシーな味わいを好む大人向けのカレーです。
【人気のワケ1】ハウス商品の中で一番! 他にはない辛さ
「ジャワカレー」には、甘口・中辛・辛口・スパイシーブレンドの4つの辛さがありますが、スパイシーブレンドは、ハウスのカレールウの中で最も辛いルウ。ハウス食品が開発した「辛味順位表」の中でも、群を抜いた位置に! スパイシーブレンドには、辛さを引き立てるミックススパイス「ガラムマサラ」の小袋が付いています。

【人気のワケ2】爽やかな辛さの裏にある、スパイスの香りとコク
ジャワカレーは「スッキリした辛さ」が味わいの特徴ではありますが、辛さだけではないところが人気の最大の理由。カルダモンやコリアンダーに代表されるさまざまなスパイスの複雑な香りやコク、深みのある味わいが辛さとマッチすることで、独特のおいしさを生んでいます。ちなみに、一番人気は中辛です。
【注目トピック】フライパンで簡単10分調理!シェフの技でおいしさを追求した「ジャワカレーシェフズアレンジ」
一流シェフ「シェ・イノ」の古賀純二氏が監修した「ジャワカレー」が新登場! スパイスの種類や組み合わせ、加熱度にこだわり、“スパイスの香り”と“カレーのコク深さ”を追求した、上質な味わいです。具材は薄切り肉と玉ねぎだけ。フライパンで10分間調理するだけで完成します。忙しくて時間をかけられない日にも、ぜひお試しください!
【第3位】2つのルウをブレンドした革新的商品「こくまろカレー」

「我が家のカレーはルウを混ぜ合わせて作っている」そんなお客さまの声をヒントに、2つのルウをブレンドして誕生したのが「こくまろカレー」。それまでのカレーの主な評価軸は辛さでしたが、“コク”という新たな評価軸を普及させました。
【人気のワケ1】2種類のルウをブレンドするからこそ生まれる、深いコク!
「こくまろカレー」の一番の特徴は、「あめ色玉ねぎのコクのルウ」と「生クリームのまろやかルウ」。2つのルウの組み合わせにより生まれる、濃厚でコク深い味わいが支持されています。
【人気のワケ2】「クミン」と「カルダモン」で飽きない味わい
コク深い味わいが印象的な「こくまろカレー」ですが、単にまろやかなだけでは食べ続けにくいもの。実は、まろやかさの裏にクミンとカルダモンの香りがきいています。スパイスの風味によって飽きのこない絶妙な味に仕上がっているのも、繰り返し選んでいただける理由のひとつです。
【注目トピック】 “まろやかさ”を活かしたバターチキンカレーも登場
「こくまろカレー」の“コク”と“まろやかさ”はそのままに、外食で人気のバターチキンカレーを家庭でも手軽に味わえるようにと誕生したのが「こくまろバターチキンカレー」。お店の味を簡単に失敗なく作れるとあって人気急上昇中です。バターチキンカレーがお好きな方は、ぜひお試しあれ!
【第4位】スパイスの豊かな香りと風味が際立つ 「X-BLEND CURRY(クロスブレンドカレー)」

約10年ぶりの大箱カレールウ新商品として、2023年に販売された「X-BLEND CURRY(クロスブレンドカレー)」。カレーにスパイス感を求める近年の嗜好の多様化を受け、開発されました。
【人気のワケ】スパイスの華やぐ香りと心地よい余韻が楽しめる!
「X-BLEND CURRY(クロスブレンドカレー)」の特徴は、なんといっても「スパイス感」。クミン、コリアンダー、ターメリック、カルダモン、クローブなどの多種類のスパイスを加熱・焙煎することで、スパイスならではの華やかな香りと心地よい余韻が生まれます。また、しっかりとコクを感じられるスパイスの風味で、満足感のある仕上がりに。
従来親しまれてきた「おうちカレー」に、トレンドのインド風スパイスをかけ合わせた「X-BLEND CURRY(クロスブレンドカレー)」は、大人が満足する味わいでありながら、子どもも食べやすいのがうれしいポイントです。一味違ったスパイスフルなカレーをぜひお楽しみください!
【第5位】特製ルウと別添ブイヨンペーストで本格的な味わい「ザ・カリー」

1983年に発売された「ザ・カリー」。カレールウの中では高価格帯ですが、ハウス最高級のコクと香りが大人世代を中心に愛され続けています。
【人気のワケ】うまみが凝縮されたブイヨンペーストがすごい!
ルウとは別に「ブイヨンペースト」が添付されているのが、「ザ・カリー」の特徴。赤ワイン・香味野菜などのうまみを閉じ込め、ブイヨンのおいしさを醸し出した「ブイヨンペースト」が、カレーのコクと香りをいっそう引き立てます。また、スパイスをしっかり加熱し豊かな香りを引き出した「ルウ」もポイント。
「スパイス香る特製ルウ」と「別添ブイヨンペースト」で作る、ハウス最高級のコクと香りが特徴の「ザ・カリー」。ちょっと特別な日のメニューにもぴったりな、プレミアムな味わいのカレーをお楽しみください。
【番外編】カロリー50%オフ(※2) !筋トレ界隈で注目の「プライムカレー」

バーモントカレーとジャワカレー、それぞれの特徴は守りつつカロリーオフを実現した「プライムカレー」。健康志向の高まりを受け、2006年に発売しました。2皿分✕4袋の個包装なので、少量から作ることができてとても便利! また、さっと溶けて使いやすいマイクロ粉砕ルウも特徴です。
【人気のワケ1】カロリーを50%まで大幅にオフ!
実は、発売当初はカロリー25〜30%オフだった「プライムカレー」。その後改良を重ねてカロリー50%オフ(※3)を実現しました。スーパーなどで手軽に入手できる定番カレールウでありながら、大幅にカロリーを抑えられる点が人気の理由です。
※3 1皿当たり、当社バーモントカレー比/当社ジャワカレー比
【人気のワケ2】カロリーオフでも“らしさ”はしっかりキープ
カロリーオフとはいえ、「バーモントカレー」「ジャワカレー」それぞれのブランドの特徴がきちんと再現されているところが「プライムカレー」の特徴。口に入れた時から食べ終わるまで、それぞれのブランドのおいしさが楽しめます。
【人気のワケ3】油が少ないから、あっさり食べられる
「プライムカレー」は使っている油の量が少ないので、食べごたえがありながらも後味すっきり。カロリーをそこまで気にしているわけではないけれど、「あっさり食べたい」という方にも選ばれています。
▼フィットネス系インフルエンサー・なるねぇさんの「プライムカレー」実食レポはこちら!
今まで使っていたルウはもちろん、味の特徴を知って使ってみたくなったルウもきっとあるはず! ぜひ今後市販のルウを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
※掲載情報は、2025年2月時点のものです。