【圧力鍋カレーの基本レシピ】加圧は何分?失敗しないポイント4つ

【圧力鍋カレーの基本レシピ】加圧は何分?失敗しないポイント4つ

カレーのプロ、ハウス食品がお届けする『カレーハウス』編集部です!
圧力鍋で作る、じゃがいも・玉ねぎ・にんじんを使った基本のカレーレシピをご紹介。「加圧時間」や「水の量」、「火加減」など、おさえるべき調理のポイントも具体的に解説しているので、初めて圧力鍋を使ってカレーを作る人でも失敗することなく、おいしいカレーができ上がります。

【レシピ】圧力鍋で作る、基本のカレー

じゃがいも・玉ねぎ・にんじんを使った基本のカレーを圧力鍋で作るレシピを紹介します。圧力鍋を使うと煮込む時間が大幅に短縮でき、加圧して放置するだけなのでラクチン。素材の旨みを逃さずおいしさもアップします。基本のレシピをおさえれば、他の材料でも応用可能です。

【使用する圧力鍋について】

カレー(3〜4人分)を作る場合は、4〜5Lサイズの圧力鍋がおすすめです。圧力鍋は種類によって使い方が異なるので、レシピの加熱時間や火加減などは目安とし、お使いの圧力鍋の説明書に従って調整してください。(今回ご紹介するのは直火タイプの圧力鍋です。)

圧力鍋で作る、基本のカレーの写真

【調理時間】約50分

【材料】4皿分

・ ハウス こくまろカレー<中辛>…1/2箱
・ 骨付き鶏もも肉(ぶつ切り)…500g ※手羽元でも可
・ 玉ねぎ…中2個
・ じゃがいも…中2個
・ にんじん…中1本
・ サラダ油…大さじ1
・ 水…350ml ※圧力鍋では水分の蒸発が少ないため、通常より水の量を減らす

【作り方】

玉ねぎは4等分、じゃがいもは2等分、にんじんは大きめの一口大に切る。

圧力鍋にサラダ油を中火で熱し、鶏肉の表面を約2分焼く。

1の玉ねぎ、じゃがいも、にんじんを加えて、さっと炒める。

水を加えてふたをし、強火で加熱する。

圧力がかかったら、弱火にして約2分加圧する。

火を止め、約20分自然放置する。圧力が下がったら、ふたを取り、中火にかけて沸騰したらあくを取る。

いったん火を止め、ルウを割り入れる。ルウが溶けたら、再び弱火にかけ、時々かき混ぜながらとろみがつくまで約10分煮込む。

【ポイント】圧力鍋でカレーを作るときの注意点4つ

①加圧時間は「肉」で変える

加圧時間は、肉の種類・部位・切り方によって変えます。材料が増減しても、基本的に加圧時間は変わりません。肉は、火が通りやすい薄切り肉より、火が通りにくい骨付き肉やかたまり肉を選び、「短時間でやわらかくなる」という圧力鍋の利点を活かしましょう。

「基本のカレー」を作る場合の加圧時間の目安

肉の種類・部位・切り方 加圧時間
骨付き鶏もも肉(ぶつ切り・手羽元) 2〜5分 ※肉の大きさにより調整
豚肩ロース肉(一口大の角切り) 10分
牛すね肉(大きめの一口大) 15分

②野菜は大きめに切るか「レンチン後入れ」で煮くずれ防止

玉ねぎを大きめに切っている写真

圧力鍋での調理は、野菜に火が通りやすく煮くずれしやすいため、加圧時間によって野菜の切り方・加熱の仕方を変えてください。

・加圧時間2〜5分の場合

野菜は大きめに切って煮くずれを防ぎます。
じゃがいもは半分(中サイズ・加圧時間5分の場合は丸ごとでもOK)、玉ねぎは4等分、にんじんは4〜6等分を目安に。水分が多いなすやでんぷん質の芋類など煮くずれしやすい野菜は、加圧せずに電子レンジで加熱して火を通し、ルウを入れて煮込む際に合わせるのがおすすめです。

・加圧時間10分以上の場合

肉だけ加圧し、野菜は電子レンジで加熱します。芋類などは竹串でスッと通ればOK。野菜に火が通ったら、ルウを入れて煮込む際にいっしょに合わせます。ただし、玉ねぎやトマトなどは、あえて加圧して煮くずれさせ、カレーのベースとして使う方法もあります。

③水の量は少なめに

圧力鍋でカレーを作る場合は、通常の鍋で作るより水分の蒸発量が少ないため、水の量は少なめに。材料の分量によって水の量は変わるので、下記の表を目安にし、具材の7〜8分目以上になるようにします。また、ルウを入れて煮込む際は、カレーの濃さを確認し、必要なら水を足して調整してください。

圧力鍋で「基本のカレー」を作る場合の水の量の目安

材料の分量 水の量
2皿分 250ml
4皿分 350〜400ml

④焦がさないコツは弱火で10分

圧力鍋を加熱している写真

レシピにある水の量と火加減は厳守を。カレーが焦げてしまうのは、水の量が足りないか、火が強すぎるのが主な原因。とくに圧力が下がると鍋が冷めてしまったように感じ、ルウを入れて煮込む時に強火にしがちです。煮込むのは弱火で約10分が基本。なお、加圧する前にルウを入れると爆発の危険性があるため、必ず加圧した後にルウを入れてください。

【コラム】圧力鍋で作る、おすすめカレーレシピ

基本のカレーをマスターしたら、圧力鍋の利点を活かしたカレーレシピにトライ。
下処理に手間がかかる牛すじカレーや、かたまり肉を煮込むのに時間がかかるプルドポークカレーも、圧力鍋を使えばとろとろ・ほろほろでプロ並みのおいしさが簡単に実現できます。

圧力鍋を初めて使う人でも、この記事で紹介した「失敗しないポイント」さえ押さえておけば簡単に調理できます。圧力鍋をうまく活用して、さまざまなカレーに挑戦してみましょう!

ハウス食品 和田玲子さん

和田 玲子(わだ れいこ)

食品事業本部 事業戦略企画部 プロモーション企画二課
管理栄養士・スパイスマスター[ハウス食品(株)認定] として、ハウス食品の商品を通じて、より多くの方にたくさんの食と笑顔をお届けするためのレシピ開発を行う。2026年発売の「だしの旨みとスパイスのカレー」のアレンジレシピも開発。

※掲載情報は、2026年9月時点のものです。

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