ハウス「食と農と環境の体験教室・さいたま」開催レポート 2011

第1回目  2011年5月8日(日) 晴天    参加人数: 11家族36名

田植えとお米や田んぼの話、里芋の植えつけ、わら炊きご飯

活動その1

田んぼの「くろ」を壊さないように歩き、またいで田んぼに入ります。「くろ」は、田んぼに水を張るための土手の役割を果たします。

田んぼの「くろ」

活動その2

まっすぐに植えられるように大人と子供は交互に並んで。写っていないけど、お父さん、僕、お母さん、私の順番に並んで田植えをしました。

里芋の植えつけ

活動その3

『「米」という字は八十八と書きます。つまり、お米を育てるには88日間くらい長い日にちがかかると言うことですよ』とファームインさぎ山の萩原さん。

わらで炊いた釜炊きご飯の炊きあがりの瞬間、『わあ〜甘いにおいがする』と歓声があがりました。

わら炊きご飯

活動その4

ご飯粒を数える子ども達。

ご飯茶碗1杯は約150g。では、『ご飯茶碗1杯分のお米は何粒かな?』

答えは「約3000粒」。

今回は山盛り気味だったから、少し多かったみたいだね。

ご飯粒を数える子ども達

お話しのなかで参加された理由を伺ったところ、『昨年、参加した友達から楽しいよ、と聞いたので。』と言う方や『風邪をひいて参加できない家族がいたので迷いましたが、子供が行きたいというので、今回は二人で参加しました』という方も。
ファームインさぎ山での活動は2年目ですが、みなさんから別れ際に『楽しかった!』『次が待ち遠しいです』とうれしいお言葉を頂きました。

ページトップへ

第2回目  2011年6月5日(日) 曇り    参加人数: 11家族35名

サトイモの土寄せ、竹パン作り、生き物調査、田の草取り

活動その1

まずは、畑に出て前回植えたサトイモの土寄せと雑草取りです。
くわを入れて若葉が出たサトイモに土をかけるのですが、なかなか思うようにいきません。
ファームインさぎ山の萩原さんから「サトイモを傷つけないように!」と何度も大きな声が飛んでいました。

サトイモの土寄せ

サトイモの土寄せ

活動その2

今日の昼食は、切った竹にパン生地を巻き付けて焼く竹パンとカレーがメイン。
開始早々にパン生地を練って発酵させておき、昼食時に、一斉に焼きがスタート。
火の暑さと煙との戦い。表面カリカリ、中身もっちり。焦げてもおいしい!
これがまたカレーとの相性が抜群。

竹パン作り

竹パン作り

活動その3

田んぼに移っての生き物調査です。
オリザネットさんの説明を聞いた後、子供たちが田んぼに入って生き物を採集しました。

生き物調査

生き物調査

 

なんと30分足らずで、生き物16種、植物9種が田んぼから採れました。
名前や特徴の話しで興味が尽きません。

生き物調査

活動その4

稲作に大切な田の草取りです。
今回は、田植えをした2倍の広さを皆さんで行いました。
「田こすり機」を使って水の表面を滑るように動かして雑草を抜いたり、足で踏んづけて土の中に草を押し込んだりキツイ作業でしたが、楽しんでいただきました。
お疲れ様でした。

田の草取り

田の草取り

前回初めて参加されて何か変化はありましたかの質問に、いろいろなご返事をいただきました。「お米を残さずに食べるようになった」「生き物に対してやさしくなれた」「生き物や田植えなどを話題に家庭での会話が増えた」「学校の宿題で発表した」「料理の手順や夕食メニューが楽しみになった」等々

ページトップへ

第3回目  2011年7月30日(土) 晴れのち曇り    参加人数: 8家族31名

稲の観察、ブルーベリーの収穫、じゃがいも・ミニトマトの収穫、
カレー・わら炊きご飯、ナイトウォーク&昆虫採集

活動その1

5月に田植えした稲は大きく育って稲穂が出て、花をつけていました。
花が見られるのは1週間ほどなので、タイミング良く貴重な体験をしました。

次にフルーチェに入れるブルーベリーを収穫。
つまみ食いをしながら楽しく摘みました。

田植えした稲

フルーチェに入れるブルーベリーを収穫

活動その2

お昼のカレーに使うじゃがいもを収穫しました。
ファームインさぎ山のスタッフの方から掘り方を教えてもらい、カレーに使う分と持ち帰り用の分を掘りました。

ファームインさぎ山の萩原さんが持ち帰り用は1kgですが、980g〜1020gの人には特別プレゼントを用意しますとの声にみんな大張り切り。
990gと980gの2家族が中が赤みを帯びている「インカレッド」というじゃがいもをプレゼントされました。

カレーに使うじゃがいもを収穫

活動その3

カレーの材料をみんなで切り、大鍋で煮込みました。

玉葱、にんじん、じゃがいもに加え、ヘチマほどの大きさの黄色いズッキーニ、なす、ミニトマトを入れた夏野菜カレーを作りました。
ご飯は名物のわら炊きご飯、おいしさもひときわ。

デザートはみんなで摘んだブルーベリーをトッピングしたフルーチェをいただきました。

大鍋で煮込みました。

ブルーベリーをトッピングしたフルーチェ

活動その4

今回のメーンイベント、ナイトウォーク&昆虫採集です。

日没後、懐中電灯の明かりだけを頼りに昆虫採集に出発。

里山に入りカブトムシを見つけ、「ここにもいる」「あっちにもいる」と子供達は大興奮。交尾中のカブトムシを見つけると「結婚中だからそっとしておいてあげよう」という優しい声も聞かれました。

捕まえたカブトムシは1カ所に集め、じゃんけんで勝った人から気に入ったカブトムシを選びました。
一家族、雌雄一匹ずつ虫かごに入れて帰りました。

懐中電灯の明かりだけを頼りに昆虫採集

じゃんけんで勝った人から気に入ったカブトムシを選びました。

今回の活動については
「新鮮なブルーベリーをフルーチェに入れて食べたり、ズッキーニやナスなどの夏野菜カレーがおいしかったです。」
「虫を自然のなかで捕まえたのは初めてだったので、感激しました。」

前回参加しての変化は
「カレーの時は、皮むきなど手伝ってくれるようになりました。」
「草花や野菜にも興味を持ち、苦手な野菜にもチャレンジするようになり、関心が高くなりました。」

という、お声をいただきました。

ページトップへ

第4回目  2011年9月18日(日) 晴れ    参加人数: 11家族34名

稲刈り、カレー&フルーチェの昼食、コンバインによる脱穀、はさがけ、
お米クイズ、なすの収穫

活動その1

稲刈り①

青空に実った稲穂が映えて、とてもきれいな景色。
だけど、今日は真夏のような暑さ。
そんななかでこれを全部刈るのは、大変。

稲刈り①

稲刈り①

 

まずは、萩原さんから鎌の使い方を教わりました。
みんな真剣な表情で萩原さんの手元を見つめます。

 

稲刈り①

活動その2

稲刈り②

稲刈りは、笑顔で順調にスタート。
けれど、だんだんと疲れてきて...。

稲刈り②

稲刈り②

 

休憩と水分を取りながら、頑張ってこれだけの広さを手で全部刈り取りました! 収穫は軽トラック2台分になりました。

 

稲刈り②

活動その3

昼食

今日のカレーは、スタッフの方に作ってもらって、食べました。
お腹ペコペコだったので、おいし〜い!
フルーチェは子ども達で作りました。
冷たくて甘いので、あっという間に売り切れでした。

昼食

昼食

活動その4

はさがけ&脱穀

お昼を食べて、刈った稲をはさがけしました。
軽いように思ったけど、稲はけっこう重たい。

はさがけ&脱穀

はさがけ&脱穀

 

コンバインの脱穀は初めて見たので、興味津々。
落ちたお米を丁寧に拾い集めました。

はさがけ&脱穀

はさがけ&脱穀

みなさんにとっても稲刈りの印象がとても強く、「植えた苗が実って嬉しかった」「暑くて大変だったけど、稲刈りはとても充実感がありました」等々、の感想が寄せられました。
毎日の生活のなかでも、「お米一粒でも残さず食べようという気持ちになった」、「カレーの中になすを入れても大丈夫になった」等、食べ物に対する感謝の気持ちが強くなっていらっしゃるようです。

ページトップへ

第5回目  2011年10月22日(土) 雨のち曇り    参加人数: 9家族27名

ふかしまんじゅう作り、豚汁、わら炊きご飯でおむすび作り、
さといもの収穫、干し柿作り

活動その1

雨模様のため内容を一部変更して「ふかしまんじゅう作り」に挑戦しました。
小麦粉を水で練った生地を丸めてから薄く伸ばし、丸めたあんこ玉を包み、湯気の上がったせいろで約15分蒸すとできあがりです。

「ふかしまんじゅう作り」

 

別に小さなじゃがいもを丸のまま茹でたものを小さく切ったベーコンを添えて生地で同様に包み蒸しました。じゃがいもまんじゅうのできあがりです。
熱々を食べました。とても美味しく人気抜群でした。

じゃがいもまんじゅうのできあがり

活動その2

お昼の豚汁を作りました。
萩原さんからさといもの皮のむき方を教えてもらいました。大きめの容器にさといもと水を入れ木の板で攪拌してむきます。
「芋の子を洗う」と言うことを教わりました。

お昼の豚汁を作りました。

 

またアルミフォイルを丸めて皮をむく方法も教わりました。豚汁にはさといもの他、豚肉、にんじん、大根、大根の葉、こんにゃく、ごぼう、ねぎを入れました。
材料が柔らかくなってから豆腐を手でちぎって入れ、手作り味噌をとき入れて完成しました。

手作り味噌をとき入れて完成

活動その3

わらでご飯を炊き、そのご飯でおむすびを作りました。
昼食はおむすび、豚汁、デザートにはフルーチェをいただきました。
フルーチェはデリカシェフの杉崎さんが特製のシューを差し入れしてくださいました。

わらでご飯を炊き、そのご飯でおむすびを作りました。

昼食はおむすび、豚汁、デザートにはフルーチェをいただきました。

 

それにできあがったフルーチェをたっぷり詰め、「特製シューフルーチェ」にしていただきました。どれも最高に美味しかったです。

それにできあがったフルーチェをたっぷり詰め、「特製シューフルーチェ」にしていただきました。

活動その4

さといもを収穫しました。
1家族あたり2株を収穫しました。今年は雨が適度に降り、さといもの生育がとっても良かったそうです。反対にさつまいもは不作とのことでした。
天候が農作物に大きな影響を与える事を学びました。
また干し柿作りも教えていただきました。

さといもを収穫しました。

 

2週間干すと美味しい干し柿になるそうです。
今から楽しみです。帰りに自分たちが育ててできた新米をお土産にいただきました。

帰りに自分たちが育ててできた新米をお土産にいただきました。

今回の体験では

  • おまんじゅう作りに大興奮でした!!おいしかったです。家でも作りたいです。
  • さといも掘りは初めての体験で、とても楽しかったです。たくさんついているんですね。

前回までの体験から変化したことは

  • 子どもの仕事に米とぎをお願いしました。最初は水加減で失敗もありましたが、最近はおいしいご飯を炊いてくれます。
  • 自宅で食事をしながら収穫したものと同じ食材があると、体験したときの思い出話に花が咲きます。
  • 野菜が今まで以上においしく食べられるようになり、虫などにも興味いっぱいになりました。

という声をいただきました。

ページトップへ

第6回目  2011年12月3日(土) 雨のち曇りのち晴    参加人数: 9家族30名

みそ作り、藁炊きご飯と団子汁作り&フルーチェ作り、ゲストティーチャーによる食品リサイクルの話、ドングリでクラフト作り

活動その1

前回に引き続き、雨に降られて少しガッカリ。

でも、みそ作りは屋内で行う予定だったので、古い農家を改装した「のらり」で、みそ作りに挑戦。

古い農家を改装した「のらり」で、みそ作りに挑戦。

 

あらかじめ大豆は、萩原さんが1日かけてゆでておいてくれました。
この機械に大豆を入れると、ひき肉のようにすり潰された大豆が出てきます。それと麹と塩をこねて混ぜ合わせ、団子状に丸めます。その後、持ってきた容器に空気が入らないように投げながら入れて、上から平らになるようにぎゅうぎゅうと押しました。

この機械に大豆を入れると、ひき肉のようにすり潰された大豆が出てきます。

 

家族で力を合わせてのみそ作りは結構な力仕事で、お父さん達が大活躍でした。

家族で力を合わせてのみそ作りは結構な力仕事で、お父さん達が大活躍でした。

活動その2

続いて、お昼の団子汁作りです。

ビニール袋に残りご飯を入れ、片栗粉を混ぜてビニール袋の外側からこねました。
今回は、こねる作業が多くて大変だと思ったけど、「団子はなめらかにならないくらいの方が、汁が団子のなかに染みておいしいよ」と萩原さんに言われて一安心。

続いて、お昼の団子汁作りです。

 

出来たお団子を鍋に入れて煮込みます。

藁炊きご飯は、ダイコンの葉とかつおぶしと醤油で味付けして、おむすびにしました。

出来たお団子を鍋に入れて煮込みます。

藁炊きご飯は、ダイコンの葉とかつおぶしと醤油で味付けして、おむすびにしました。

活動その3

ご飯を食べ終わってから、恒例のフルーチェ作り。
おなかいっぱいなのに、フルーチェは食べられるから不思議だなあ。

ご飯を食べ終わってから、恒例のフルーチェ作り。

 

そして、ゲストティチャーのミニストップさんの川崎さんと野口さんからお弁当のリサイクルについてお話しを伺いました。大人も子供も興味津々で聞き入っていました。
クイズもあったので、元気よく答えました。

そして、ゲストティチャーのミニストップさんの川崎さんと野口さんからお弁当のリサイクルについてお話しを伺いました。

活動その4

雨は止んだけれど地面が濡れているので、予定していた落ち葉掃きをしてたい肥を作るのは変更して、ドングリでクラフト作り。

雨は止んだけれど地面が濡れているので、予定していた落ち葉掃きをしてたい肥を作るのは変更して、ドングリでクラフト作り。

 

みんながテーブルの上で、笑いながらタオルをこすっていたので、何だろうと思ったら、洗ったドングリをみんなで拭いていました。
みんなでやるとそれも楽しさいっぱい!
ドングリにマジックで顔を描いて出来上がりです。

みんながテーブルの上で、笑いながらタオルをこすっていたので、何だろうと思ったら、洗ったドングリをみんなで拭いていました。

ドングリにマジックで顔を描いて出来上がりです。

 

最終回なので、萩原さんから家族ごとに修了書をいただいて、無事に終了しました。

みなさん、おつかれさまでした!

最終回なので、萩原さんから家族ごとに修了書をいただいて、無事に終了しました。

今回の体験では

  • みそ作りはかなり力仕事で、家族一致団結できてよかったです。
  • ゲストティチャーの話を聞いて、食べ過ぎない、買いすぎないは、私たちもすぐに実践できることだと思いました。等

というご意見を、6回を終えての変化や感想では、

  • 家庭で蒸しパン作りをする際、学んだ知識を利用しました
  • いわゆる農業体験ではなく、食べ物や環境について総合的に学べたことは、非常によかったです。等

というお声をいただきました。

ページトップへ

さいたまの2010年開催レポートを見る 開催レポートトップへ戻る

page top