唐辛子の辛味は、どの部分が強いのですか。
隔壁(しきり部分)と胎座(種に接する部分)です。
唐辛子の辛味成分であるカプサイシンは、果実の隔壁(しきり部分)の面から分泌され、隔壁と胎座(種に接する部分)に貯蔵されます。辛いのは隔壁と胎座で、果肉や種には辛みは少ないです。
俗に、種が辛いと信じられているのは、果実が完熟して乾燥する際、貯蔵されている層が破れ、隔壁や胎座のカプサイシンが種皮に付着するためです。
ハウス食品の一味、七味は、乾燥させてからヘタを取り、種や実の部分全てを細かく粉砕しています。