カレールウの正しい保存方法と賞味期限
おうちにストックしているカレールウ、どうやって保存していますか?「常温におく?」それとも「冷蔵庫に入れた方がいい?」と迷う方も少なくないのでは。ここでは、開封前と開封後のカレールウの保存方法、そして賞味期限についての正しい知識をご紹介します。
目次
【開封前のルウの保存】直射日光と高温を避ければ常温保存でOK
※商品画像は撮影当時のものです
カレールウは開封前であれば常温保存で問題ありません。ただし、高温の場所に置くとルウに含まれる食用油脂が溶けてやわらかくなる場合があります。固形の場合は変形したり、フレークの場合は固まったりすることがあるので注意が必要。夏の車中や直射日光が当たる場所など、高温になる環境には置かないようにしてください。
もしルウが溶けてしまっても、品質には問題なし
一度溶けてしまっても、未開封の状態であれば、パッケージ裏面に紹介している調理方法のように容器のルウを一度ですべて使うことで全体が均一に溶けるため、本来の仕上がりの風味で召し上がれます。
ちなみに、油脂が溶け始めるのは40℃以上。変形したり固まったりしても品質には問題ありませんが、高温状態が長く続いたり、溶けては固まるを何度も繰り返したりした場合は、風味が劣化することも。また、油脂分が白く固まっている部分ができたり、表面が黄色っぽく変色したりすることもあります。
【開封後のルウの保存】密閉容器に入れて冷蔵庫で保存が正解!
カレールウは「開封後は冷蔵庫」が正しい保存方法。一度容器のフィルムを剥がしたものは、密閉容器に入れて冷蔵庫へ。冷蔵庫で保管する場合、容器が硬くなるので、ルウを割る場合は容器から出して行ってください。
※シールやマスキングテープなどで「賞味期限」「開封日」を記載して貼っておくのもおすすめです。
【賞味期限】開封前なら常温1年、開封後は3ヶ月
カレールウは賞味期限内であれば、開封前なら常温で1年以上、開封後は密閉容器に入れて冷蔵庫で保存すれば約3ヶ月保つものが多いです。未開封のルウが長持ちするのは、製造工程の加熱の段階で十分に殺菌がされ、水分も非常に少ない状態で密封されているから。そのため、開封しなければ細菌やカビの繁殖がほとんどないのです。
※掲載情報は2020年12月時点のものです。