カレーに合わせる本場の主食(ナン・チャパティ)

カレーに合わせる本場の主食(ナン・チャパティ)

日本のカレーはごはんに合わせて食べるのが定番ですが、世界では、米以外の主食と合わせて食べる地域もたくさんあります。ここでは米以外にカレーに合う主食としてインドの「ナン」と「チャパティ」のレシピをご紹介します。

ナンやチャパティを手作りして本場インド風カレーに

日本でもすっかりおなじみになったインドのパン「ナン」。本場では発酵させた生地をタンドール窯で焼き上げますが、家庭ではオーブンを使って作れます。また、より簡単でカレーとの相性抜群な「チャパティ」の作り方もご紹介します。家で作ると焼きたてアツアツが楽しめますよ。

基本のナンのレシピ

ナンとカレーの画像

【材料】(6枚分)

A

・ 薄力粉…250g

・ ベーキングパウダー…小さじ1/2

・ 重層…小さじ1/4

・ 塩…少々

・ 溶き卵…1/2個分

・ プレーンヨーグルト…50g

・ 溶かしバター…15g

・ 牛乳…75~100ml

・ バター…大さじ1/2

【作り方】

1. を合わせてふるっておく。

2. 1に溶き卵、プレーンヨーグルト、溶かしバター15gを加えて混ぜ合わせ、牛乳を少しずつ加えて混ぜ、柔らかい生地を作る。

3. 2をひとまとめにして、ボウルに入れ、ぬれふきんをかぶせてあたたかいところ※で1~2時間ねかせる。
※夏:室温、冬:エアコンの入った部屋(25~30℃)

4. 打ち粉をした台に、3の生地を取り出し、表面がなめらかになるまで2~3分こねる。

5. カードなどで生地を6等分にして丸め、めん棒で厚さ5~6mmのだ円形にのばす。

6. 天板にオーブンシートを敷き、5を並べて溶かしバターを塗る。

7. 200℃に予熱したオーブンで、8~10分、色づくまで焼く。

ナンは野菜を入れてアレンジしてもおいしい

【かぼちゃのナン】
かぼちゃを電子レンジで加熱し、少し形が残るくらいにつぶしておき、④でこねた後に練り込むと、黄色のかぼちゃのナンができます。かぼちゃの分量は、上記のナン(6枚分)の分量に対して、皮をむいてつぶしたかぼちゃ150g程度です。

【ほうれん草のナン】
ゆでて水気をしぼり、細かくきざんだほうれん草を④でこねた後に練り込むと、緑のほうれん草のナンになります。ほうれん草の分量は、上記のナン(6枚分)の分量に対して150g程度です。

※野菜の水分によって牛乳の量を調節しましょう。工程2で牛乳を少なめに加え、生地がまとまってきたところで野菜を加え、柔らかくなるまで少しずつ牛乳を加えます。

ナンミックスを活用すれば、より簡単に!

ナンを作るために必要な材料がすべて入ったハウス「カレーパートナー<ナンミックス>」を使うと、水と混ぜるだけで手軽にナンを作ることができます。また、ハウス食品では「カレーパートナー<ナンミックス>」を使ったさまざまなレシピもご紹介していますので、合わせてこちらもご覧ください。

チャパティ

チャパティは平たく焼いたパンで、インドではナンよりもポピュラーな主食です。小麦の香ばしい風味がカレーの味を引き立て、ナンよりもさっぱりと食べられます。生地を寝かせる必要がなく、短時間で作れるのも特徴です。

チャパティの画像

【作り方】(12枚分)

1. 薄力粉300g、塩少々、サラダ油小さじ1をボウルに入れる。

2. 水180mlを少しずつ加え、かたさをみながら混ぜて生地をまとめる。生地が手につきにくくなめらかになるまで約5分こねる。

3. カードなどで12等分にして丸め、直径約10cmに薄くのばす。

4. フライパン(油はひかない)を中火で1~2分熱し、生地を入れてふたをする。強めの中火で、生地の裏面に焼き色がつき生地がふくらむまで3~5分加熱する。

5. 生地を裏返して弱火にし、ふたをして軽く焼き色がつくまで約1分加熱する。

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