世界のカレー ドイツ

世界のカレー ドイツ

国土面積がほぼ日本と同じドイツは、首都が置かれているベルリンをはじめとした16州で構成されています。1949年に東西に分断されましたが、1990年10月3日に再統一を果たしました。ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、フランス、オーストリア、スイス、チェコ、ポーランド、デンマークの9か国と国境を接し、ヨーロッパのほぼ中央に位置しているドイツ。主食である穀物やじゃがいもの生産高が高く、チーズや豚肉、牛肉なども100%を超える自給率を誇っています。

ドイツのカレー紀行

ベルリン名物のファーストフード

ヨーロッパでは、イギリス以外ではカレーはまだマイナーな料理です。フランス料理の世界ではカレーパウダーはかなり早い時期からソースの風味付けに使われてきましたが、いわゆるカレー(カレー風味の煮込み)はあまり見当たりません。
日本ではあまり知られていませんが、「カリーヴルスト」というものがドイツにあることをご存じですか?これはベルリン名物の街角の立ち食いスタンドで売っているファーストフード感覚のソーセージ。ベルリンが発祥の地と言われています。
ドイツ人が集まるとどこのカリーヴルストがおいしいかで話が盛り上がるとか。ミシュランのようなランク付けもあり、インターネット上にも多くのカリーヴルストのサイトがあるように、熱烈なファンが多いようです。

ドイツのカレー

カリーヴルスト

焼いたソーセージをひと口大に切って、ケチャップをかけてカレーパウダーをふったもの。ベルリンやハンブルクなど北ドイツ地方の庶民の食べ物です。

カリーヴルスト

※掲載情報は2020年11月時点のものです。

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