中国

写真:中国

中国のカレー紀行

日本式のカレーを米食文化圏に拡げる

アメリカのファーストフードチェーンにはじまり日本の牛丼チェーンなど、日本を含む西洋の食文化が都市部を中心に拡大している中国。その中国に日本式カレーが登場したのは、1997年にハウス食品が三菱商事との合弁により始めた「上海カレーハウスレストラン」のオープンが最初です。新しい文化を積極的に取り入れようとする気質の強い上海の、特に若者に人気で、比較的高価にもかかわらず、行列ができることもしばしばでした。お客様の約7割が中国人で、2004年迄の7年間で延べ70万人の方にご愛用いただき、日本式カレーが中国で浸透するという確かな手応えをつかむことができました。

本格的なカレーレストラン事業への取り組み

2004年には、日本におけるカレーチェーン最大手の壱番屋との合弁にて、新たなレストラン事業をスタートしました。おしゃれで清潔な店舗で手軽に本格的な日本式カレーが食べられると大好評で、現在4店舗まで拡大しています。今後は上海以外の都市にも拡げながら、日本式カレーの一層の普及拡大に取り組んでいきます。

写真:2号店外観
2号店外観
写真:4号店外観
4号店外観
写真:4号店内
4号店内

日本式カレーが家庭で手軽に食べられることを願って、先ずレトルトカレーが登場

日本式カレーを普及させるには、日本同様、中国の家庭でも手頃な価格で手軽に食べられることが大事です。家庭用カレー製品が中国で食べられるようになったのは、2001年に味の素とハウス食品が設立した合弁会社「上海ハウス味の素食品」で生産された家庭用レトルトカレーがはじまりです。日本の味をベースにしながらも味覚調査から得た中国人の嗜好に合わせたスパイスの配合で新しい味のレトルトカレーウェイドゥドゥカーリー(ウェイドゥドゥカーリー)が誕生。テレビ広告と店頭での試食による普及活動を通じてカレーのおいしさを知っていただく地道な活動が続けられています。

写真:中国で製造、販売されているウェイドゥドゥカレー<中辛>(ビーフ)
中国で製造、販売されているウェイドゥドゥカレー<中辛>(ビーフ)

ハウス食品の普及活動−カレーのおいしさをより多くのお客様に知っていただく

レトルトカレーの発売に続き、家族揃って日本式カレーを味わっていただきたいとの願いから、ハウス食品は、味の素・三菱商事と合弁により「上海ハウス食品」を設立し、日本でNo.1ブランドの「バーモントカレー」の中国版としてバーモントカレー(バーモントカレー)を生産・発売しました。「バーモントカレー」は、約2000人のモニター調査を基に、中国人に好まれる味にアレンジして開発されました。中国でも人気の高い女優「伊能静」さんを起用したテレビCMを放映する一方で、スーパーの店頭で試食活動を展開しながら、販売エリアも北京・上海に続き、広州へ拡大し200万人の試食を目指して活動を続けています。さらに多くの小学生を工場見学に招き、カレーのおいしさを広めるPR活動にも取り組んでいます。

写真:中国で製造、販売されているバーモントカレー(甘口)
中国で製造、販売されているバーモントカレー(甘口)

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