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2006年03月27日 |
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株式会社ハウス食品分析テクノサービス 残留農薬等の「ポジティブリスト制度」への対応強化
ISO/IEC17025試験所認定取得
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ハウス食品は、食の安心、安全に対するお客様の意識の高まるなか、製品の品質及び安全性を確保するために、2004年8月に食品分析及び品質管理を主な業務とするグループ企業「株式会社ハウス食品分析テクノサービス」を設立いたしました。ハウス食品の製品分析業務の受託のほか、その高い分析技術をいかして外部からの検査依頼についても幅広く分析・検査を実施しております。
このたび「株式会社ハウス食品分析テクノサービス」は、独自に開発した残留農薬の多成分一斉分析法「FALRAC法」(※)について(財)日本適合性認定協会よりISO/IEC17025の試験所認定を取得いたしました。
FALRAC法…平成9年の厚生省通知法に準拠し、一度に多くの農薬を分析できるように独自に開発した方法です。(「FALRAC」とは、Food Analytical Laboratory’s Residual Agricultural Chemicals法の頭文字)
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ISO/IEC17025は「試験所認定制度」と呼ばれ、この認定を受けるということは、その試験所がISO9001の原則に従い、適正なシステムで運営されており、また、試験方法、職員の技術能力ならびに施設、環境、設備など技術面も、ISO/IEC17025が求める規格に適合していることを世界標準で認められたということになります。
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認定範囲は試験対象物と試験方法の組み合わせによって決められます。食品においては食品成分、食品添加物、農薬、微生物など11の範囲があり、今回は6種類の農作物(じゃがいも、にんじんなど)と3種類の食肉(牛肉、豚肉など)に対する9種類の農薬の試験を認定範囲としています。
「株式会社ハウス食品分析テクノサービス」では、以前から残留農薬検査など食品分析機関として求められる高い技術を持ち業務を行ってまいりましたが、今回の認定取得により農薬分析について「公正で高い技術を持つ」試験所であることを正式に認められたことになります。
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今年5月の残留農薬等の「ポジティブリスト制度」(食品衛生法第11条改訂)の施行により、残留農薬基準が設定されていない農薬などについても、一定量を超えて残留する食品の流通が禁止されることになり、今後よりいっそう食品分析技術についての社会的使命が高まるものと思われます。
「株式会社ハウス食品分析テクノサービス」は、今後さらなる認定範囲の拡大を図るととも、食品分析技術の向上を目指し、よりいっそう質の高いサービスを提供してまいります。また、ハウス食品は「株式会社ハウス食品分析テクノサービス」とともに、これらの活動を通してお客様にハウス食品の製品を安心してお召し上がりいただける仕組みを構築していきたいと考えております。 |
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