ハウスの出張授業

スパイスの魅力、発見!(その1)

いつも食べているカレー、その時使うカレールウにはたくさんのスパイスが入っている・・・
スパイスは暮らしの中に溶け込んだ身近なもの・・・
ということを、「暮らしの中のスパイス」で学びました。
クミン、ターメリック、コショーなど、カレーに使われる主なスパイスの名前も覚えました。

さて、「スパイスの魅力、発見!」では、そのスパイスとは一体どんなもので、どのような役割があるのか、もっと知識を深めていきましょう。そして、使い方を工夫することによってスパイスが効果的に働き、おいしさがアップすることなども学んでいきましょう。

スパイスは、植物!

野菜は植物、スパイスもすべて植物。一瞬、不思議に思う人もいるかもしれませんね。
スパイスの多くが熱帯性のため、日本では植物として地面に生えている姿をあまり目にすることができません。だから、スパイスが植物というイメージが薄いのだと思います。
でも、よく考えると、日本でも庭や畑にしそを植えたり、山でさんしょうの木を見つけたり、畑で唐辛子の実を見ることもありますね。同じように、熱帯の国々の産地ではペパーの木が実をつけ、クローブの花が咲き、シナモンの幹が切り出されています。熱帯地域だけではなく、中国では大地にジンジャーの根がはり、スペインではサフランの花が咲いています。

そう、スパイスは植物。植物の実、花、つぼみ、種、葉や茎、樹皮、根などから収穫し、乾燥させたものなのです。

参考データや詳細解説

深まる興味

何千年もの昔、ふとしたことから、そこに生えている植物がよい香りを漂わせていて、しかもその多くが薬効を持つと発見。どんなきっかけでどのように発見したのでしょう、なぜ料理に使ったのでしょう、興味は深まります。古代の人々も、この植物の不思議さや神秘さに、さぞかし驚いたことでしょう。
その後、時が経ち、これらの植物をめぐって、さまざまな歴史が作られることになります。

スパイスとハーブの使い分け

ハーブとはスパイスの中で特に葉や茎の部分を使ったもので、多くは乾燥させずに生の状態で使います。ハーブ以外のものだけをスパイスと呼ぶこともありますが、その使い分けはそれほど明確ではありません。

スパイスの役割とは

スパイスは植物、では、どのような役割があるのでしょう。
スパイスの「働きや効用」から、その「役割」を探っていきましょう。
スパイスは料理をよりおいしくすることで、私たちの暮らしをもっと豊かに楽しく、そして、私たちを健康的にしてくれることが解ります。

スパイスの働き・効用
スパイスの役割
  • 香りづけ、臭み消し
  • 辛味づけ
  • 色づけ
役割1
料理によい香りをつけ、風味を増し、食欲をそそる<シナモン,ローズマリー,クミン,バニラビーンズなど>
肉、魚、もつ等、食品の気になる臭いを消す<コショー,ローリエ,ナツメグ,クローブ,セージ,タイムなど>
役割2
料理に辛味をつけ、料理に特徴を持たせ、食欲をそそる<唐辛子(レッドペパー),コショー,わさび,ジンジャーなど>
役割3
天然の色素として、赤・黄・茶・緑などの色をつける<ターメリック,サフラン,パプリカなど>
  • 食欲増進
  • 消化吸収の補助
  • 発汗
  • 健胃整腸
  • 防腐
  • 抗菌
  • 酸化防止
  • 健康作用 他
役割4
砂糖や塩を控えた料理の味の不足を補う<シナモン,ジンジャー,コショー,コリアンダーなど>
役割5
胃薬、整腸剤、風邪薬、漢方薬、薬用酒などに使う<クローブ,ターメリック,フェンネル,ナツメグなど>

役割1:ローズマリー

役割1:バニラビーンズ

役割1:セージ

役割1:タイム

役割2:わさび

役割3:パプリカ

役割5:フェンネル

関連リンク

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