ハウス「食と農と環境の体験教室・さいたま」開催レポート 2015

第1回  2015年5月31日(日) 晴れ    参加人数: 13家族42名

まるで夏のようなまぶしい日差しのなか、ファーム・インさぎ山の涼しい木陰の広場で開会式を行い、家族ごとに自己紹介をしました。その後、田んぼへ移動し、ファーム・インさぎ山の萩原さんから田植えの説明を聞きました。初めて体験する人が多く、子ども達だけでなく、大人も真剣でした。とても暑かったので、田んぼに入ると「気持ちいい!」という声があがりました。お昼ご飯は萩原さんの畑で採れた新ジャガとカボチャの入ったカレーとフルーチェです。子ども達もルウを入れたり、フルーチェを作ってお手伝い。午後からの畑の作業では、ミニトマト、ピーマン、サトイモを植えました。「トマトは、水をあげすぎると甘くならない」など、家庭菜園にも役立つコツを教えていただきました。次回は、田んぼでの草取りと今回植えた夏野菜の収穫です。稲や野菜がどのくらい育っているか楽しみです。

活動1 自己紹介

開会式では家族ごとに自己紹介。お友達が出来るかな?

開会式では家族ごとに自己紹介。お友達が出来るかな?

ファーム・インさぎ山の広場には、ポニーやヤギもいて、子ども達は大喜び!

ファーム・インさぎ山の広場には、ポニーやヤギもいて、子ども達は大喜び!

活動2 田植え

等間隔で植えられるように両手を広げます。

等間隔で植えられるように両手を広げます。

田植えの後は、用水路で足を洗いました。

田植えの後は、用水路で足を洗いました。

活動3 昼食作り

かまどで炊いたご飯。いい香りがしてフタを開けるとつやつやのご飯が!

かまどで炊いたご飯。いい香りがしてフタを開けるとつやつやのご飯が!

できあがったカレーは、持参したお皿で食べました。おかわりも続出!

できあがったカレーは、持参したお皿で食べました。おかわりも続出!

活動4 畑の作業

トマトもピーマンも自分で植えたので、苦手でも食べられるようになるかな?

トマトもピーマンも自分で植えたので、苦手でも食べられるようになるかな?

大人の皆さんには、ジャガイモの草取りもお願いしました。

大人の皆さんには、ジャガイモの草取りもお願いしました。

参加者の声

応募の理由をお聞きしたところ、次のようなご意見を頂きました。

  • 稲を植えるところから、収穫するところまでを体験できるから。
  • 自然体験が少ない子どもと一緒に、親も楽しめると思ったから。
  • 子どもが野菜苦手で、食事を残すことがあるため、食の大切さやどのように出来ているかを体験させたかったから。

また、今回の感想や印象に残ったことについてもたくさんお伺いしました。一部をご紹介します。

  • 田んぼの土の感触を足で体験できるのは貴重な体験でした。
  • たい肥の撒き方や、支柱の立て方が身に付きました。
  • 農家の方のご苦労がとても分かりました。
  • お釜で炊いたご飯がとても美味しかったです。

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第2回  2015年6月28日(日) 晴れ    参加人数: 13家族38名

今日は心配された雨もすっきり晴れた農作業日和。まずは、ファーム・インさぎ山の萩原さんから田んぼの草取りの説明がありましたが、雑草が少なかったので、早めに田んぼの生物調査を開始。子ども達はオタマジャクシ、カエルなどの採取に夢中です。捕まえたのはカエルの他にゲンゴロウなど水生昆虫、数種類。NPO法人オリザネットの中島さんからカエルが稲につく害虫を食べてくれることで、良いお米ができるという話を聞き、生物と農業がつながっていることを学びました。そして、捕まえた生物達は田んぼに返しました。その後は、ジャガイモを掘ってハヤシライスに入れて食べました。午後からは、ミニトマト、ピーマン、サトイモ畑の草取りです。大きくなった雑草と格闘、サトイモにたい肥と盛り土をして作業を終えました。次回は、里山体験と昆虫採集が楽しみです。

活動1 田んぼの草取り

開会式では学生ボランティアの紹介から始まりました。

開会式では学生ボランティアの紹介から始まりました。

昔は腰をかがめて手で田んぼの草取りをしました、と萩原さんの説明。

昔は腰をかがめて手で田んぼの草取りをしました、と萩原さんの説明。

活動2 田んぼの生き物調査

「あ!いた!!」網を片手に生き物を捕まえます。

「あ!いた!!」網を片手に生き物を捕まえます。

田んぼの生物が稲の生育に関わっているお話に興味津々。

田んぼの生物が稲の生育に関わっているお話に興味津々。

活動3 ジャガイモ掘り

大豊作。重たいけど、もてるかな?

大豊作。重たいけど、もてるかな?

ハヤシライスにルウを入れます。

ハヤシライスにルウを入れます。

活動4 畑の作業

今日の作業を振り返って、感想を報告。

今日の作業を振り返って、感想を報告。

最後は、全員で記念撮影。

最後は、全員で記念撮影。

参加者の声

特によかった体験について、

  • 生き物調査がよかった。カエルに種類があることを知らなかったし、いつもは触れないカエルが触れたことがうれしかったので。
  • 畑の草取り。大変だったけど、どんどん抜いたら最後はスッキリしてとても気持ちが良かったから。
  • ジャガイモ掘りが楽しかった。一つのイモからいくつものイモが出来ていて、びっくりしたので。

等の感想をいただきました。また、1回目の体験教室後での変化についてお聞きしたところ、

  • お米の大切さを実感したようで、いつも以上に残さずに食べるようになった。
  • おじいちゃんやおばあちゃんに、田んぼの体験を楽しそうに話していた。
  • 農家の方の大変さを感じるようになった。

等、いろいろな変化の様子をお伺いしました。次回は、午後からの開催です。夜の里山はどんな様子でしょうか、楽しみですね。

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第3回  2015年7月26日(日) 晴れ    参加人数: 13家族43名

今日は午後からの体験教室。まさに夏真っ盛りといった暑い一日でした。まずはいつもの木陰の広場で竹パン作りです。生地をこね、竹に巻きつけ、炭火で焼きます。炭火が熱くて大変だったけど、ふっくらとおいしく焼けました。続いては、畑の草取りと野菜の収穫です。先月に草取りをしたばかりなのに大きく育った雑草と今月も格闘しました。きれいになった畑で色鮮やかなピーマンとトマトを収穫し、夕飯にラタトゥイユを作りました。食事の後はお待ちかねの里山体験と昆虫採集。日が暮れた頃、広場を出発しどんどん山の中に入っていきます。かすかな月明かりと懐中電灯の明かりで暗闇の中を進んでいくと、そこは昆虫の楽園!「カブトムシ!」「クワガタもいるよ!」「こっちのは大きい!!」といった声があがりました。最後は、森を抜けた先にある神社での肝試し。提灯の明かりだけを頼りに境内に隠された「おみやげ」を探しました。

活動1 竹パン作り

生地が手にくっついて思っていたより大変でした。

生地が手にくっついて思っていたより大変でした。

炭火は熱かったけど、パンの香ばしい香りが!!

炭火は熱かったけど、パンの香ばしい香りが!!

活動2 草取りと野菜の収穫

雑草がのびる速さにびっくり!

雑草がのびる速さにびっくり!

採りたての野菜を使ってラタトゥイユをつくりました。

採りたての野菜を使ってラタトゥイユをつくりました。

仕上げにクワで畝を整えます。

仕上げにクワで畝を整えます。

活動3 水鉄砲作り

細い竹に布を巻きつけ、太い竹にさし込みます。

細い竹に布を巻きつけ、太い竹にさし込みます。

少し涼しくなったかな?

少し涼しくなったかな?

活動4 里山体験・昆虫採集

気づけば辺りは真っ暗。

気づけば辺りは真っ暗。

クワガタもいました!

クワガタもいました!

参加者の声

特によかった体験について、

  • 竹パン作り。アウトドアでしか味わえない体験ができた。
  • 草取りと野菜の収穫。みんなで草取りをして畑がきれいになって野菜がおいしそうに見えた。収穫も楽しかった。
  • 昆虫採集。活発に動くカブトムシにびっくりしました。

等の感想をいただきました。また、

  • 料理することに興味を持ち、お手伝いなども積極的に行ってくれるようになった。
  • 稲がどのくらい大きくなったとか、1ヶ月経つと畑が草だらけになってしまうとか、植物の生長に関することも意識するようになった。
  • なかなか積極的に行動できなかったが、周りのお子さんに感化されて、少しずつ自分で行動できるようになってきた。

等、いろいろな変化の様子をお伺いしました。
次回は、いよいよ稲刈りです。5月に田植えをしたイネを刈り取って、白いお米になるまでを学んでいきます。お楽しみに!

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第4回  2015年9月27日(日) 曇りのち晴れ    参加人数: 12家族38名

いまにも雨が降りそうな曇り空の中、稲刈りの日を迎えました。空の様子を確認しながら急いで田んぼに移動し、萩原さんに鎌の使い方や刈り取った稲の束ね方を教えてもらい、注意事項をしっかり聞いてから稲刈りスタート!最初は鎌の使い方が危なっかしく、注意を受ける場面もありましたが、慣れてくると大人も子どもも夢中になって稲刈りしました。
稲刈りが終わるころには青空も出てきて、みんな汗びっしょり。トラック1台分の稲を刈り取りました。その後、刈り取った稲のはざかけをしました。しっかり乾かした後、脱穀、もみすりをして玄米になります。
昼食の前には、広場でスパイスブレンド体験をしました。カレーやスパイスに関する説明を聞いてクイズをした後、マイカレーパウダー作り。「スパイスは辛いものだと思っていたけど、ほとんどが辛くないものだと聞いてビックリ!」という声も聞かれました。昼食はしっとりとした食感が美味しいアンデスという品種のじゃがいもやナスが入ったカレーと、子ども達で作ったフルーチェ。どちらも完食でした。
午後は畑で農作業。レタスの苗を植えたり、ピーマンの収穫をし、来月の収穫に向けて、サトイモを大きく育てるために根元に土をかけました。

活動1 稲刈り

慣れると黙々と作業を続ける子どもたち!(こんなに刈ったよ!)

慣れると黙々と作業を続ける子どもたち!(こんなに刈ったよ!)

刈り取った稲をひもで縛ってまとめて運びます。力持ち!

刈り取った稲をひもで縛ってまとめて運びます。力持ち!

活動2 はざかけ

萩原さんから、「風通しをよくするためにはざかけをします」と説明がありました。

萩原さんから、「風通しをよくするためにはざかけをします」と説明がありました。

重たいのでみんなで協力して作業しました!

重たいのでみんなで協力して作業しました!

活動3 スパイスブレンド体験と昼食

家族それぞれブレンドを少し変えて楽しみました。

家族それぞれブレンドを少し変えて楽しみました。

たくさん作業したので、お腹ペコペコでカレーは完食!

たくさん作業したので、お腹ペコペコでカレーは完食!

活動4 農作業

サトイモ大きくなりますように~

サトイモ大きくなりますように~

レタスを植える手つきも慣れてきました。

レタスを植える手つきも慣れてきました。

参加者の声

今回参加しての感想

  • 昔の人は、あれほどの広さを全て鎌で稲刈りしていたと聞いて驚きました。
  • 初めて田植えから稲刈りまでを体験し、お米ができる過程が理解できました。
  • スパイスブレンドは自宅では出来ない貴重な体験でした。

体験教室に参加しての変化

  • 前回捕まえたカブトムシを大事に育てています。
  • ご飯や野菜をぺロリと食べるようになりました。
  • お料理をすることが楽しくなったようです。

次回はついに最終回。自分たちで刈り取った新米を食べるのが楽しみですね!

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第5回  2015年10月25日(日) 晴れ    参加人数: 13家族43名

木枯らし1号が吹いた翌日、朝から冷たい風が吹く秋晴れのなか最終回を迎えました。開会式の後、畑に移動してサトイモの収穫。萩原さんから「コツは根から離れた位置にスコップを入れてテコの原理で掘り起こすこと」と教えてもらって、全員で掘り起こしました。サトイモは親イモの周りに子イモがくっついて出来るので、掘り起こした瞬間はまるで泥の固まりのよう。それを一つひとつほぐし、根や土を落としてコンテナに入れます。手を洗ってからお昼の準備。収穫したてのサトイモを入れた豚汁と新米のおにぎりを作りました。わら炊きご飯の新米はいつにも増してピカピカ!塩結びも十分においしいのですが、中にねり梅を入れたり、ごま塩を振ったり、みそをつけたり、お好みで味付けをしました。お昼の後は、稲刈り後のわらを使って縄ないとしめ縄づくり。クリスマス用にリボンや花飾りで飾り付けをしました。飾りを変えると正月飾りにもなります。落ち葉を集めてたい肥の材料にするつもりでしたが、時期が少し早くて落ち葉が少なかった上に強風のためにほとんど出来ませんでした。少し残念でしたが、萩原さんの敷地内をトラックで1周してから修了証をいただき、最後に記念撮影をして今年の体験教室は終了しました。

活動1 サトイモ掘り

サトイモを掘り起こすのは、土のかたまりを掘り起こすようなもので、大変。葉は先に刈り取りました。

サトイモを掘り起こすのは、土のかたまりを掘り起こすようなもので、大変。葉は先に刈り取りました。

収穫したばかりのサトイモを手にニッコリ!親イモの周りに子イモがたくさんなっています。

収穫したばかりのサトイモを手にニッコリ!親イモの周りに子イモがたくさんなっています。

活動2 昼食作り

豚汁の具材をみんなで用意。包丁の使い方、上手だね。

豚汁の具材をみんなで用意。包丁の使い方、上手だね。

煙たいけれど、わらで炊いたご飯は最高!

煙たいけれど、わらで炊いたご飯は最高!

活動3 しめ縄作り

家族で協力して縄をないました。「ねじりながら巻き付けるのは、想像以上に難しい。

家族で協力して縄をないました。「ねじりながら巻き付けるのは、想像以上に難しい。

はみ出たわらをハサミでカットして、リボンをまいて完成!素敵に仕上がりました。

はみ出たわらをハサミでカットして、リボンをまいて完成!素敵に仕上がりました。

活動4 終了式

ファーム・インさぎ山の萩原さんから家族毎に終了証をいただきました。

ファーム・インさぎ山の萩原さんから家族毎に終了証をいただきました。

はざかけしたイネが風よけの役割を果たしてくれました。その前で、最後の記念撮影。

はざかけしたイネが風よけの役割を果たしてくれました。その前で、最後の記念撮影。

参加者の声

特に良かった体験とその理由

  • サトイモ掘りは全員が十分出来る量があって、やりがいがあった。
  • トラックの荷台に乗るのは普段は絶対出来ないことだが、敷地内をぐるっと見ることが出来て、いろいろな活動を思い出せてよかった。
  • 自分で育てたお米で作ったおにぎりは最高の味だった。等

体験教室で一番良かった思い出は?

  • 田植え。大きな田んぼで初めて田植えをしたので。
  • 夜の里山探検。カブトムシをつかまえたこと。とても長生きで10月まで元気だった。
  • 稲刈り。慣れるとザクザク刈り取ることが出来てうれしかった。落ち穂を拾うことでお米を無駄にしてはいけないことを実感した。
  • 1年を通して体験できることが魅力で参加したが、本当に楽しかった。等

皆さん、1年間本当におつかれさまでした。ありがとうございました。

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