ハウス「食と農と環境の体験教室・名古屋」開催レポート 2013

第1回目  2013年6月9日(日) 晴れ    参加人数: 11家族39名

名古屋市に隣接するここ日進市は、まだまだ田畑が多くあり、この日もキジの親子が田んぼのあぜ道にいるのが見られました。
今日は、薄雲がありましたがかえって過ごしやすく、農作業にふさわしいお天気でした。
午前中は「農」の教室の時間で野菜苗の植え付け、じゃがいも掘り、お昼はNPO法人日進野菜塾の方に準備していただいたカレーライスを食べ、午後は田植えをしました。帰りに、自宅で育てるバケツ稲セット(バケツ、稲、どろ)と大豆の種と土入りポットが配られ、大豆は6月23日にポットにまき、2回目の7月7日に芽を出した苗を持ってくるように宿題が出されました。責任重大です。最後に振り返りと記念写真を撮って終了しました。

活動内容1 名刺作り

ハーブの花の汁や色鉛筆を使って自分の名刺を作りました。これをこれからの名札に使用します。

ハーブの花の汁や色鉛筆を使って自分の名刺を作りました。これをこれからの名札に使用します。

子ども達は何枚も名刺を作り、子ども同士で交換をしてお友達作りに役立てました。

子ども達は何枚も名刺を作り、子ども同士で交換をしてお友達作りに役立てました。

活動内容2 畑作業

植えたのはピーマンとナスの苗。穴にたっぷりの水をいれてから苗を植え、更に上からも水をかけます。倒れないように支柱をたて、ひもで縛り、自分の名前を書いた竹札をつけました。

植えたのはピーマンとナスの苗。穴にたっぷりの水をいれてから苗を植え、更に上からも水をかけます。倒れないように支柱をたて、ひもで縛り、自分の名前を書いた竹札をつけました。

ジャガイモをただ掘るのではなく、どのようになっているのか観察しながらていねいに掘りました。一株で15個以上のイモがとれた株もあり、早速ゆでて食べました。おいしかった!

ジャガイモをただ掘るのではなく、どのようになっているのか観察しながらていねいに掘りました。一株で15個以上のイモがとれた株もあり、早速ゆでて食べました。おいしかった!

活動内容3 昼食

タマネギ、ニンジン、ジャガイモの他、ズッキーニが入ったカレーライス。野菜・米はすべてここで採れたものです。

タマネギ、ニンジン、ジャガイモの他、ズッキーニが入ったカレーライス。野菜・米はすべてここで採れたものです。

デザートとおやつはフルーチェとゆでたジャガイモ。フルーチェは三種類、ジャガイモは岩塩をガリガリしていただきました。どれもおいしくて最高!

デザートとおやつはフルーチェとゆでたジャガイモ。フルーチェは三種類、ジャガイモは岩塩をガリガリしていただきました。どれもおいしくて最高!

活動内容4 田植え

田んぼの中央から二手に分かれてスタート。大きい苗は一本、少し小さい苗は二〜三本ずつまとめて植えました。一株の苗から約1500粒、多いと2000粒の米、ご飯茶わん半分ほどになるそうです。

田んぼの中央から二手に分かれてスタート。大きい苗は一本、少し小さい苗は二〜三本ずつまとめて植えました。一株の苗から約1500粒、多いと2000粒の米、ご飯茶わん半分ほどになるそうです。

田んぼの泥は思った以上に強敵。長靴のひもできつく縛って入ったのですが、それでも足を取られ、あげくにそのまま尻もち。長靴はあきらめ素足に変更。手前は脱ぎ捨てられた長靴です。

田んぼの泥は思った以上に強敵。長靴のひもできつく縛って入ったのですが、それでも足を取られ、あげくにそのまま尻もち。長靴はあきらめ素足に変更。手前は脱ぎ捨てられた長靴です。

参加者の声

応募理由をお伺いしたところ

  • 子どもに農業体験させたいと思っていたところ、この企画は場所、内容、費用、実施日が希望にあっていたから。

今回参加しての感想は

  • ジャガイモの茎や根が土の中ではどのようになっているか、良くわかってよかった。
  • 初めて体験した田植え。親子で“ドボン”とはまり大笑い。初めは大変だったが慣れてきて、上手にでき楽しかった。秋が楽しみです。

というお声をいただきました。

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第2回目  2013年7月7日(日) 晴れ    参加人数: 10家族36名

2回目の体験教室は、朝からまぶしい日差しが降り注ぐ最高気温35℃という暑さのなかで開催。日進野菜塾のスタッフの方々が用意してくれた七夕飾りに願いごとを書き、つるしてから開会式を行いました。
午前中の「農」の教室の時間では、前回、宿題として自宅で育てた大豆の苗を畑に植えました。続いてお昼の準備を開始。子ども達は手分けをして、キュウリやナスを収穫したり、ハヤシライスの具材を切ったり、肉を炒めたり...と大活躍でした。午後からは楽しみにしていた「環境」の教室の時間で、田んぼの隅に作られたビオトープで生き物観察。当初は田んぼで行う予定でしたが、取水制限で今朝まで田んぼに水がなかったのでビオトープに変更しました。あまりの暑さのために田の草取りが中止となり、生き物観察がじっくりできたので、子ども達は大喜び。振り返りの時間で観察日記を書いた後、自宅でも育てられるようにと、植木鉢と土、ダイズの種をおみやげにもらいました。ダイズとエダマメは同じもので、熟すとダイズに、熟す前に収穫するとエダマメになるとのことで、知識も増えました。

活動内容1 畑の作業(苗植え、収穫)

畝を作ってからダイズの苗を植えました。ふわふわのベッドをイメージしながら、畝を作りましたがむずかしかったです。

畝を作ってからダイズの苗を植えました。ふわふわのベッドをイメージしながら、畝を作りましたがむずかしかったです。

ナスを収穫。ナスは、つけものにしてお昼に食べました。

ナスを収穫。つけものにしてお昼に食べました。

活動内容2 昼食作り

おいしいハヤシライスになあれ!!煙たいけど、がんばるぞぉ〜。

おいしいハヤシライスになあれ!!煙たいけど、がんばるぞぉ〜。

ハヤシライス、おいし〜い。

ハヤシライス、おいし〜い。

活動内容3 生き物観察

お父さんと一緒に網をのぞき込みます。「これは何だろう?」

お父さんと一緒に網をのぞき込みます。「これは何だろう?」

捕まえた生き物は観察トレーに移して、ひとつひとつ説明をしてもらいました。「メダカとカダヤシは似ているね。違いはわかるかな?」

捕まえた生き物は観察トレーに移して、ひとつひとつ説明をしてもらいました。「メダカとカダヤシは似ているね。違いはわかるかな?」

活動内容4 観察日記と記念撮影

クレヨンや色鉛筆を使って、観察日記を書きました。「生き物観察」の様子を書いている子ども達が多かったね。

クレヨンや色鉛筆を使って、観察日記を書きました。「生き物観察」の様子を書いている子ども達が多かったね。

願い事を書いた七夕飾りの前で記念撮影。今日も楽しかった!

願い事を書いた七夕飾りの前で記念撮影。今日も楽しかった!

参加者の声

特によかった活動は?との質問に、全員が「生き物観察」と回答。

他にも

  • 畝作りが難しかったけど、初めての経験で楽しかった
  • 田んぼの命のつながりのお話が興味深く、ためになった

等のご感想をいただきました。

また、子ども達のふだんの暮らしの中での変化についてお聞きしたところ、

  • ご飯を一粒残らず食べるようになった
  • 前回持ち帰った、おたまじゃくしの世話と観察をよくしている
  • 自宅でも畑をやりたいと言って、ニンジンやトマトを植えた

とお答えいただきました。

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第3回目  2013年8月25日(日) 雨    参加人数: 10家族35名

朝から雨、久しぶりの雨で農作物には恵ではありますが、よりによって今日降らなくても・・・。今日のメインイベントの川に入っての生き物観察は増水のため中止。「せっかく水着を用意してきたのに」という恨みの声が聞こえてきました。
気を取り直し、雨の中カッパを着てニンジンの種まき、前回植えた枝豆・夏野菜の観察をしました。昼食はカレーとピクルス。カレーに入れる野菜は畑で採れたナス、タマネギ、ズッキーニ、バターナッツというひょうたんの形をしたカボチャでした。ピクルスも畑で採れたキュウリとオクラでみんなで手分けして準備しました。
カレーを煮込んでいる間にスパイスブレンド体験をしました。カレーの話やスパイスの話を聞いた後、自分達でスパイスをブレンド。1種類だけだと強烈な香りも、何種類も混ぜるとカレーの香りに変身。とんがりコーンにふりかけて香りを楽しみました。
午後からはたんぼで生き物観察。捕れた生き物を水を張った観察トレーに移し、日進野菜塾の生き物マニア・清水さんに詳しく説明していただき、農薬を使わないので昔ながらの生き物がいることが分かりました。次におやつにわらび餅をみんなで作り、スイカ割りをして、今日の振り返りをしているころには雨は上がり、終了しました。

活動内容1 畑の作業(種まき、観察)

ニンジンの種をまいたあと、土をかぶせ、保湿のためにもみがらで覆いました。

ニンジンの種をまいたあと、土をかぶせ、保湿のためにもみがらで覆いました。

枝豆につく虫は主にコガネムシとカメムシ。手作業で取り除きました。

枝豆につく虫は主にコガネムシとカメムシ。手作業で取り除きました。

活動内容2 昼食作り

カレーはまずタマネギを良く炒めてから。

カレーはまずタマネギを良く炒めてから。

やっぱりカレーライスはおいしい。

やっぱりカレーライスはおいしい。

活動内容3 生き物観察

雨の中でも子ども達は積極的でした。

雨の中でも子ども達は積極的でした。

メダカやトノサマガエル、ゲンゴロウ等の生き物が捕れました。

メダカやトノサマガエル、ゲンゴロウ等の生き物が捕れました。

活動内容4 おやつ作りとスイカ割

わらび粉に水を加え火にかけ、透明になるまでかき混ぜます。

わらび粉に水を加え火にかけ、透明になるまでかき混ぜます。

最初の一人が見事に命中。スイカにひびが入り、2回目が当たったところで割れ、みんなでいただきました。

最初の一人が見事に命中。スイカにひびが入り、2回目が当たったところで割れ、みんなでいただきました。

参加者の声

今回参加しての感想をお聞きしたところ、多くの方から

  • 「スパイスのブレンド体験は、機会がなかったのでとても勉強になりました」
  • 「雨で川には入れなかったのは残念だったけれど楽しく学ぶことができました」

また、子ども達のふだんの暮らしの中での変化についてお聞きしたところ、

  • 前回捕まえたドジョウやメダカを育てるようになってから、生き物に今まで以上に関心を持ち、大切にするようになりました。
  • 調理体験をしたせいか、家でも積極的に手伝うようになりました。

というお答えをいただきました。

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第4回目  2013年10月13日(日) 晴れ    参加人数: 9家族32名

雲一つない快晴、絶好の稲刈り日和。まず稲の学習をしました。日進野菜塾の上松さんから、一本の稲穂に実る米(モミ)の数、一株当たりの稲の本数を教わり一株半くらいで茶わん一杯(約3000粒)の米が採れることが分かりました。田んぼに移動し稲刈り開始です。のこぎり鎌という、刃が“ぎざぎざ”のもので刈りました。
刈った稲は4〜5株をまとめて1束にして、麻ひもで堅く縛ります。それを木と竹で 組んだ“ハザ”に稲束をかけます。約1時間ほどで終了しました。
お昼はかまどで炊いたご飯とさんまの塩焼きにお味噌汁。さんまを焼くグループ、大根おろしを作るグループに分かれて準備しました。炭火焼さんまに大根おろし、摘果(実が小さいうちに間引くこと)したミカンのしぼり汁をかけていただきました。
午後は竹細工教室。指導をしていただいたのはNPO法人東海自然学園の7名の方です。子ども達はけん玉、大人は花器作りに挑戦。乾燥した竹は思いのほか堅くて、のこぎりで切るのが大変でした。子ども達はでき上がったけん玉で早速遊んでいました。
おやつのフルーツポンチをいただいた後、今日の振り返りと記念撮影をして終了しました。

活動内容1 稲刈り

刈った稲は4〜5株を一束にします。きつく縛らないとバラケテしまいます

刈った稲は4〜5株を一束にします。
きつく縛らないとバラケテしまいます

「ハザ」は200kg以上の重さに耐えられなければなりません。それに稲が落ちないようにしっかりかけます

「ハザ」は200kg以上の重さに耐えられなければなりません。それに稲が落ちないようにしっかりかけます

活動内容2 昼食作り

さんまは長いままと、尾を目に刺して丸くしたものと2通りで焼きました。

さんまは長いままと、尾を目に刺して丸くしたものと2通りで焼きました。

今が旬のさんまの塩焼きは格別です。

今が旬のさんまの塩焼きは格別です。

活動内容3 竹細工

けん玉ができあがりました。

けん玉ができあがりました。

大人は花器作り。色々な形の花器ができあがりました。

大人は花器作り。色々な形の花器ができあがりました。

活動内容4 フルーツポンチと記念撮影

フルーツミックスにサイダーを加えてでき上がり。

フルーツミックスにサイダーを加えてでき上がり。

参加者全員で記念撮影

参加者全員で記念撮影

参加者の声

今回参加しての感想をお聞きしたところ

  • 稲刈りは初めての体験で楽しかったです。
  • さんまの炭火焼は家庭ではできないので、とてもおいしくできました。
  • 竹細工はとても簡単にできて良かったです。

また、子ども達のふだんの暮らしの中での変化についてお聞きしたところ、

  • バケツ稲や枝豆の成長を良く観察しています。今日の稲刈り体験で家のバケツ稲もどうしたらよいか分かりました。バケツ稲、枝豆の変化で会話が弾んでいます。

等のお答えをいただきました。

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第5回目  2013年11月17日(日) 晴れ    参加人数: 10家族36名

 最終回にふさわしい快晴に恵まれました。午前中は、サトイモ、サツマイモ、ダイズの収穫、ニンジンの間引きをおこないました。サトイモ、サツマイモは、スコップを使いながら、土の中から掘り出していきます。ダイズは、枝ごと収穫しました。その後は乾燥させて棒などで叩いたりして脱穀するそうです。また稲ワラ、米ぬかを使って堆肥をつくり土に返す、循環の大切さも学びました。次は、昼食の準備。今日はトン汁とお餅です。トン汁は、予め切っておいた野菜や豚肉などの具を鍋の中に入れて煮込んでいきます。餅は、杵(きね)で「ついて」作ります。杵は重いので、子ども達だけではなかなかうまく「つく」ことができませんでした。
 昼食後は、味噌を作りました。材料は、米麹(こめこうじ)、大豆、塩、の三つだけ。まず米麹と塩を混ぜ合わせます(「塩切り」と言います)。次に煮た大豆を粒がなくなるまで手でつぶしていきます。煮た大豆は熱くて、潰すのに苦労しました。最後に「塩切り」した米麹に、この潰した大豆をあわせて、よく混ぜ合わせます。これをおにぎりのように団子にして「味噌玉」をつくり、タッパーに、カビ発生防止のため、空気が入らないよう丁寧に詰めこんでいきます。1年間ねかせたら、完成です。その後、おやつに焼き芋を食べながら絵日記を描いて、修了式。最後に記念撮影をして今年の体験教室も無事、終了となりました。

活動内容1 収穫(サトイモ、サツマイモ、ダイズ)・間引き(ニンジン)

「サトイモ1本まるごと採りました。」

「サトイモ1本まるごと採りました。」

「サツマイモがなかなか採れないなぁ」

「サツマイモがなかなか採れないなぁ」

活動内容2 昼食(トン汁、餅つき)

おいしそうに煮込まれたトン汁

おいしそうに煮込まれたトン汁

「杵が重くて、うまく餅がつけない〜」

「杵が重くて、うまく餅がつけない〜」

活動内容3 味噌作り

煮た大豆を潰しています。「手が熱〜い」

煮た大豆を潰しています。「手が熱〜い」

これが、「味噌玉」です。

これが、「味噌玉」です。

活動内容4 おやつタイム・絵日記作成・修了式

「焼き芋が熱いなぁ。でも美味しい。」

「焼き芋が熱いなぁ。でも美味しい。」

今年最後の「ハイ、チーズ。」

今年最後の「ハイ、チーズ。」

参加者の声

今回、特に印象に残った事として、「味噌作り」を挙げる方が多くいらっしゃいました。

  • 作り方を知ることができたので、家でも作ってみたいと思いました。
  • 今日作業しても、味噌として食べられるのが1年後と聞いてびっくりしました。

また、体験教室へのご意見、ご要望としては、「貴重な体験をさせてもらった」とのお声を頂いています。

  • 半年間、いろいろな体験をさせて頂き、子ども達も食に対する興味が湧きましたし、親子で一緒に取り組む楽しさを味わせて頂きました。
  • 春から秋にかけて1サイクルの農体験をすることは、理屈よりも心に残る体験だったと思います。今後も続けてください。

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