環境マネジメント
ハウス食品は、かけがえのない地球の自然を守るため、自社の事業特性を活かした環境保全活動を推進しています。
環境活動推進体制
CSRの一環としての環境活動
1992年に第1次環境委員会を発足し、1994年に環境理念と環境方針を決定しました。2002年には環境活動担当役員を設け、専任部署である環境活動推進室を設置しました。これを機にハウス食品の環境への取り組みを明確にするため、「環境理念」と「行動指針」を見直して、「ハウス食品環境方針」を策定しました。
また、2008年度には、環境面だけでなくCSR(企業の社会的責任)に対し広く、積極的に取り組んでいくため、新たにCSR推進室を設置しました。環境活動もその重要な視点の一つとして統合し推進しています。
環境活動の具体的な戦略を立案する組織として、生産部門、商品開発部門、研究開発部門、営業部門、SCM部門、オフィス部門、関係会社の代表者が集まる環境戦略会議があります。この会議で立案された中長期的な方向性に従い、各事業所や関係会社を含めたグループ体制で計画的に取り組んでいます。

環境マネジメントシステムの認証取得
グループ会社のISO14001認証取得を推進
工場単位でのISO14001の認証から、2005年12月には研究開発部門、オフィス部門、2007年8月に営業部門を追加して、全社統合認証の取得が完了しました。
現在は、ハウス食品グループへ取得範囲の拡大を進めています。
ハウスウェルネスフーズは、2004年に伊丹工場にてISO14001を取得し、エネルギー効率を意識した生産活動など、独自の環境活動に取り組んできました。2010年には新たに営業・オフィス部門にも範囲を拡大し、ハウス食品グループとしての統合認証を取得しました。
また、2010年11月から運用を開始してきましたハウス物流サービスにおいても、2011年5月上旬の審査を経て、5月31日認証を取得しました。今回の認証は、まず、トラックを保有している規模の大きな事業所を対象としていますが、今後、認証事業所の拡大を図っていきます。
国内グループ会社のISO14001認証取得状況
| 会社名 | 状況 | 備考 |
|---|---|---|
| サンハウス食品 | 取得済 | ハウス食品グループ統合認証 |
| ハウスビジネスパートナーズ | 取得済 | ハウス食品グループ統合認証 |
| ハウス食品分析テクノサービス | 取得済 | ハウス食品グループ統合認証 |
| ハウスウェルネスフーズ | 取得済 | ハウス食品グループ統合認証 |
| ハウス物流サービス | 取得済 | |
| サンサプライ | 2011年12月取得予定 | |
| デリカシェフ | 2012年7月取得予定 | エコアクション21 |

ハウスウェルネスフーズでの外部審査

トラックに搭載している油漏れ緊急処置セットを確認する審査員
上海ハウス食品がISO14001認証取得
2011年2月、上海ハウス食品は、海外グループ会社として初となるISO14001の認証を取得しました。2011年度までの環境中期目標として、2008年度比「柴油(ボイラーで使用)消費量5%削減」「電力使用量5%削減」「廃棄物量5%削減」「リサイクル率92%達成」などを掲げ、日々取り組んでいます。
内部環境監査の実施状況
内部環境監査は、東京・大阪両本社、ソマテックセンター、各工場、支店および営業所を含むハウス食品すべての事業所において実施しています。社内で認定された内部環境監査員が各職場を訪問し、システムが適切に運用されているかを確認、発見された課題については、環境管理委員会などで改善内容を確認しました。内部環境監査は、社員自らが監査することで、社員の環境マネジメントシステムに対する理解を促進し、システム改善の機会として有効に働いています。

東京本社内部環境監査の様子
環境教育
内部環境監査員研修
ISO14001の理解を深め、内部環境監査員を養成することを目的に、外部講師による研修を実施、全国の事業所から選抜された社員が受講しています。今後も受講者の範囲を拡げると共に、すでに内部環境監査員であるメンバーについても、より精度の高い内部監査を実施していきます。

内部環境監査員研修の様子
環境関連法令遵守
2010年度の状況
事業所ごとに環境に関する法律、条例、行政との同意事項、地域との協定などを管理することを目的とした「環境関連法規規定」を定めて、適切に運用しています。2010年度も、ハウス食品グループが環境関連の法令に違反した事例はありませんでした。
マニフェストの定期報告
廃棄物処理法の改正により、産業廃棄物の種類、量、排出先などの情報をマニフェスト(産業廃棄物管理票)にもとづき集計して、所轄都道府県知事に報告することが義務付けられ、2008年度より報告を開始しました。ハウス食品では産業廃棄物を排出する全事業所が発行するマニフェストデータを2007年度より集中管理し、適正管理に役立てています。
グリーン調達
資材お取引先へのグリーン調達方針の徹底
当社と取引関係のある約500にのぼるお取引先に対して、ハウス食品の「グリーン調達基本方針」に準拠した活動が行われていることを確認し、98%のお取引先が当社基準に合格しています。基準に満たなかったお取引先に対しては、早期改善をお願いしています。
グリーン調達基本方針
- 環境保全への積極性評価項目
- 必要な品質・機能・経済的合理性に加え、環境負荷低減に関して以下のような諸項目を満たしていることを求める。
- 再資源化を容易にすることを配慮していること
- 廃棄処理・処分が容易であること
- 製造時の環境負荷が低いこと など
グリーン購入
グリーン購入の推進
環境負荷ができる限り少ない文具・備品を購入するため、「オフィスにおけるグリーン購入ガイドライン」を制定しています。毎月の実績をチェックすることにより、グリーン購入の定着を図っています。
化学物質の管理状況
化学物質の管理
化学物質については、ハウス食品では使用量が少ないため、法的に排出量などの把握および届出の義務はありませんが、自主的に使用量を把握し管理しています。
PCB廃棄物の管理
関東工場、奈良工場、ハウスウェルネスフーズ伊丹工場において、PCBを含む廃棄物を保管しています。これらは処理が行われるまで、「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」に従い、各工場にて適切に保管しています。
また、サンハウス食品においては、処理中です。
緊急事態対応訓練
自然災害や事故の発生などに伴う環境影響を最小限に抑えるため、緊急事態対応訓練を毎年定期的に実施しています。

化学薬品の流出防止訓練


